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溝ぶたでイノシシ防げ 城端・蓑谷、田のそばに設置

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北日本新聞

 南砺市城端地域の中山間地に位置する蓑谷集落は、イノシシによる農作物の被害を防ぐため、網目状になっている樹脂製のグレーチング(溝ぶた)を田んぼの近くに設置した。農村維持の担い手が不足していることを踏まえ、電気柵より省力化が可能な手法で害獣の侵入を防ぐ。 (湯浅晶子)  集落ではイノシシ被害を防ぐため、田んぼ沿いに約8キロにわたって電気柵が張り巡らされている。車が通るため、朝晩に取り外しが必要になる部分があるほか、柵周辺の草刈りも定期的に行ってきた。  今回導入したグレーチングは10センチ程度の網目状の穴が空いており、溝に足のひづめがはまるのを嫌がるイノシシの侵入を防ぐ効果が期待できる。グレーチングは鋳物製のものが多いが、樹脂製のため軽量で設置や清掃も容易にできるという。導入費は約120万円で、中山間地保全のための国からの補助を活用して設置した。  集落では現在、鳥獣害防止のため金網の恒久柵設置の作業も進められている。蓑谷中山間地集落協定の山田清志事務局長は「高齢化が進む中、これまでのように人の手に頼って農地を保全していくことは難しい。同じ悩みを抱える集落が新たな技術を導入しやすくなるよう、自治体にも働き掛けていきたい」と話している。

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