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フェデラーの言葉「グランドスラムでの負けは二倍辛い」

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THE TENNIS DAILY

2004年の「全豪オープン」で、ロジャー・フェデラー(スイス)は皆が強敵と見なす選手の1人だった。その前年、彼は「ウィンブルドン」でグランドスラム初優勝。順調にランキングを上げて、世界2位で新年を迎えていた。その頃の彼の言葉をTennis World USAが振り返っている。 【実際の動画】フェデラーが喜んだナルバンディアン戦の勝利 当時はコーチをつけていなかったフェデラーだが、メルボルンで好成績を残すべく乗り込んだ。フェデラーはアレックス・ボゴモロフ ジュニア(ロシア)、ジェフ・モリソン(アメリカ)、トッド・リード(オーストラリア)という100位以下の選手たちを破ってベスト16に進出。 次はレイトン・ヒューイット(オーストラリア)との10回目の対戦だった。ヒューイットはそこまでフェデラーに対し7勝2敗。特に直近の2003年「デビスカップ」準決勝では、この「全豪オープン」と同じ会場で、フェデラーに2-0とリードされながらの逆転勝利を遂げていた。 しかし今回は、フェデラーが2時間18分で、4-6、6-3、6-0、6-4でヒューイットから3度目の勝利を挙げ、「全豪オープン」では初めての準々決勝に進んだ。フェデラーは7回あったブレークのピンチを6回凌ぎ、ヒューイットにプレッシャーを与え続けて2セット目からは攻勢を守った。 準々決勝では、やはりフェデラーと同年代で、前年の同大会でフェデラーを倒したダビド・ナルバンディアン(アルゼンチン)と対戦。フェデラーはナルバンディアンに2003年にグランドスラムで2敗していた。再びその相手に負けることを避けるべく、7-5、6-4、5-7、6-3、2時間41分で勝利。彼にとって2度目のグランドスラムの準決勝に進んだ。 フェデラーが取ったポイントはナルバンディアンより6ポイント多いだけだった。サービスエースを20本決め、相手の11回のブレークチャンスのうち8回を凌いだ。そして、全力で応戦するナルバンディアンから、12回のブレークチャンスのうち5回のブレークを奪った。 フェデラーは、その試合を次のように振り返っている。 「序盤はたくさんのアンフォーストエラーをしてしまった。なかなかリズムが掴めなかった。でも、彼より積極的にプレーできたと思う。僕の試合のスタイルは、チャンスに攻める、なんだ。そういうスタイルの場合、アンフォーストエラーはどうしても多くなる。それにしても多過ぎたけどね。ダビドは相手のミスをうまく誘う選手の1人だよ」 「僕らは前にも対戦したことがある。そして、何も心配することはないって分かっていた。特に僕が先手を取れればね。グランドスラムで彼に勝てたのは嬉しいよ。グランドスラムでの負けは2倍辛いからね。前のラウンドではヒューイットを破り、今回はナルバンディアンに前の負けを1つでも返せたのは嬉しい」 もちろんこの後フェデラーは元世界王者のフアン カルロス・フェレロ(スペイン)とマラト・サフィン(ロシア)を破って「全豪オープン」初優勝を遂げ、世界ランキング1位に上り詰めたのだ。 (テニスデイリー編集部) ※写真は2004年「全豪オープン」でのフェデラー (Photo by Mark Dadswell/Getty Images)

(c)テニスデイリー

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