「悲鳴が聞こえて姿が見えなく」東京の78歳女性が行方不明となり1か月余り 車中泊の予定…上高地に通じる道路沿いの駐車場 川に転落、流されたか ヘリコプター、ボートで再捜索も発見に至らず
本格的な冬を前に再捜索です。長野県松本市安曇の梓川で、78歳の女性が転落し行方不明となってから1カ月あまり。警察は川の下流をボートを使って捜索しました。 【画像】「悲鳴が聞こえて姿が見えなく」車中泊をする予定だったドライブインの駐車場 川の上をゆっくりと進む2艘のボート。水中をのぞき込んでいるのは、長野県警の機動隊員です。 浮かんでいるものを拾って確認する様子も。松本市安曇の梓川で行われた行方不明者の捜索です。 上流では、11月2日から東京都の78歳女性が行方不明となっています。 11月2日午後10時半過ぎ、一緒にいた男性から消防に「女性が川に落ちたかもしれない」と救助要請がありました。 警察に対し、一緒にいた男性は「川の方から悲鳴が聞こえて姿が見えなくなった」と話していたといいます。 女性は駐車場脇の斜面から転落し、雨で増水した梓川に流されたとみられます。 女性は上高地に通じる道路沿いにある松本市安曇の沢渡地区のドライブインの駐車場で2人で車中泊をする予定でした。 本格的な冬を迎えると水面に氷が張ることから、県警は12月10日、現場から3キロほど下流の地点から7キロほど下流の奈川度ダムまで12人態勢で再捜索しました。県警ヘリも出動し上空からも捜索しましたが、発見には至りませんでした。
長野放送