産婦人科医も勧める生理管理アプリ 自分にぴったりなのはどれ?おすすめ5選
体調管理アプリはたくさんあるけれど、特に女性にとっては、次の生理予定やこれまでの生理の記録をひと目で確認できる生理管理アプリは、もはやなくてはならない存在。それぞれに特徴がある生理アプリは、最近では、生理日の情報だけでなく、メンタル面でのサポート機能も充実してきている。1カ月のうちに起こるホルモンの変化と、それに伴う体調や気分のゆらぎ。この関係性が注目されている。 イーク表参道副院長の産婦人科医、高尾美穂先生は、以下のように話す。「1カ月のなかで、妊娠に備えるエストロゲンが優位になる時期と、妊娠を維持する役割のあるプロゲステロンが優位になる時期があります。この切り替えの時期にホルモンの乱高下が発生し、心と体のゆらぎが出現しやすくなります。生理前後の症状を良く観察・記録し、まずは自身の症状を把握することで、病院にかかるときは医師の参考になりますし、家族やパートナーにも説明しやすくなるはずです」 今回は、いろいろな機能が充実したおすすめのアプリ5つをご紹介。好みのデザインやライフステージなど、今の自分にしっくりくるアプリを見つけてみて。
【ケアミー】言いづらい生理前後の変化をLINEでパートナーと共有
“生理やPMSのことをパートナーに共有したい”という人のために開発されたアプリ、「ケアミー」。 パートナー共有機能を活用することで、生理予定日や生理開始日、生理前後の不調などをパートナーに共有できる。 LINEで通知がいくので、自分の言葉でうまく説明できない人や、心理的にうまく伝えられないという人に特におすすめ。通知には、生理やPMSが起こる仕組みや、避妊・妊娠に関する基礎知識といった産婦人科医監修による情報も添えられていて、パートナーが女性の健康や体の仕組みについてより深く理解できるようになっている。
利用者自身がPMSの管理がしやすい、生理前後の不調の予測機能も便利。生理前後の、どのタイミングにどんな症状が出やすいのかを把握できるので、プライベートや仕事の予定調整にも役立ちそう。 また、生成AIを活用した「相談チャット」機能もあり、生理やPMSの悩みを相談することもできる。チャットは24時間利用可能で、相談すると10~20秒程度で返答を得られる。 さらに、パートナー共有機能で通知できる種類が増える有料プラン(月額480円)も。無料で、生理開始日または生理予定日の通知のどちらか一方をパートナーに送ることができるけれど、有料版は、生理前後の不調や生理が遅れていることの通知、また妊娠しやすい期間なども通知できるようになる。