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【これぞ時計界の新勢力】 独自路線を突き進む“フランス時計”、狙い目の3ブランドを編集部が厳選!

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ウオッチライフニュース

往年の人気ブランドの復活と新興メゾンの台頭に注目

 現在、高級時計と言えばスイスの印象が強いが、かつて時計産業の中心といえばフランスだった。16世紀末、時計師をはじめとする手工業を担っていたユグノーと呼ばれるプロテスタントの人々が、カトリックからの弾圧や宗教戦争のためにフランスとの国境に連なるジュラ山脈一帯に逃れて時計づくりをはじめ、これが現在のスイス時計の礎となったのだ。一方でフランスの時計産業も発展を続けた。自社で時計を製造しつつ、スイスブランドの下請けとしても大きな役割を果たしたのだ。  最盛期と言える1960年代には、フランスのモルトーやブザンソンで250もの時計メーカーが存在していたとされ、代表ブランドとして知られるリップは58年当時に年産で50万本の時計を生産。一説にはこの圧倒的な販売数から当時のブライトリングやブランパンが、リップとのダブルネームで販路拡大を図ったというのだから、当時の勢いがうかがえる。  その後は多くのブランドが休眠状態となるが、近年の世界的な本格機械式時計ブームに伴って、スイスブランドの下請けを担っていたフランスのウオッチメーカーが復活。イエマなど休眠していた人気ブランドの再始動に加え、スイスと国境を接するブザンソンを中心に新興ラグジュアリーブランドが誕生するなど、再び活況を呈している。

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BERTHET(ベルテ) ロワイヤル  1888年の創業以来、現在に至るまで5代続く家族経営で時計製造の歴史を守り続けてきた老舗ブランド。懐中時計の伝統と最新の製造技術を両立することで自社ムーヴメントの製造を実現しており、マニュファクチュールとしてフランス政府から無形文化企業に認定されている隠れた実力派ブランドだ。  “ロワイヤル”ではレイルウエイトラック、ブレゲスタイルのブルースチール針を配した文字盤と、ネイビーのベルトのコンビネーションが古典とモダンを融合する新作。文字盤と絶妙なコントラストを生み出し、デザイン性を高めている。  価格は9万9000円で、問い合わせ先はブレインズ(TEL. 03-3510-7711)まで。

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