【新NISA】2025年の投資戦略は?65歳までに毎月「3万円」&「5万円」積み立てると将来いくらになるかシミュレーション!
いよいよ12月になり、今年の資産運用の成果を振り返る時期になりました。2024年は新NISA元年の年。今年から新たに投資を始めた人も多いのではないでしょうか。 ◆【シミュレーション結果を見る】毎月「3万円」&「5万円」積み立てると将来いくらになる?年齢別でシミュレーション 2024年8月には歴史的な暴落がありました。新NISAを始めたばかりの投資ビギナーにとっては、早々に市場の洗礼を受けることになりましたが、今もなお国内外で不安要素はくすぶっています。 暴落にも負けず投資を継続している投資ビギナーの方もそうですが、経験豊富な投資上級者も、今年の成果を振り返りつつ、来年の運用方針を決めておきましょう。 そこで今回は、2025年の投資戦略と、新NISAの積立投資で65歳までにどのくらいの資産が築けるのか、年齢別にシミュレーションしてみます。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
2025年はどうなる?注目のポイント
●トランプ新政権スタート 2025年の年明け、米国ではトランプ新政権が誕生するというビッグニュースが待ち構えています。 選挙中の演説からもわかるとおり、自国第一主義のトランプ大統領が掲げる公約は、バイデン前政権とは対照的です。とくに関税に関しては、中国、カナダ、メキシコを名指しし、これらの国々の関税を引き上げるとSNSで発言したばかりです。 関税が上がると、米国内の物価が上昇します。こうなると、再びインフレ懸念が再燃し、米国経済が悪化、企業の収益力も低下します。インフレになれば、金利政策も変更になる可能性があります。金利が上昇すれば為替にも影響が出てくるでしょう。 一方で、トランプ政権の掲げる法人や個人への減税、とくに石油・天然ガスなどエネルギー関連事業への優遇策などが実行されれば、企業や家計に恩恵をもたらします。 投資の面からいえば、米国株式、とくに政権の方針や政策によって影響を受けやすくなる業種は、値動きが活発になる可能性があります。 ●地政学リスク 地政学リスクは、もともと日本にもありますが、特に近年、このリスクが高まっています。とりわけ台湾をめぐる問題は日本に大きな影響をもたらすリスクのひとつです。 また、日本と北方領土問題を抱えるロシアは、ウクライナ問題により、周辺国だけでなく国内にも不安要素を抱えています。北朝鮮と軍事的なつながりを強めている面も気になります。 隣国の韓国に関しては、年末に大きなニュースが飛び込んできました。今回の事態を受けて、仮に来年政権が変わることになると、軍事的に協力関係にある日米韓の連携に不安定さが増す可能性もあります。 地政学リスクが高まれば、関連地域に関係する企業の収益が悪化、個人の消費活動が停滞する要因になります。日本への投資が減少する可能性も出てくるでしょう。