埼玉の「超ミニ鉄道」で“特別列車”運行へ! ピカピカの新車と旧型車両に乗車可能
新車「ハッピーレインボートレイン」に乗れるツアー開催
大宮駅と内宿駅を結ぶ新交通システム「ニューシャトル」を運営する埼玉新都市交通は、2024年12月22日(日)に「ニューシャトル彩発見ツアー2024」を開催。ツアー参加者が乗車できる特別列車を運行します。 【画像】これが新車「ハッピーレインボートレイン」の車内です ニューシャトルは、東北・上越新幹線の高架の張り出し部分を走行路とする新交通システム(鉄道の一種)で、新幹線建設に伴う地元への“見返り”として誕生した経緯があります。鉄道博物館へのアクセス路線ともなっており、ゴムタイヤ式の小さな車両が走っています。1両あたりの車体長は8mで、一般的なJRの通勤電車(20m)の半分以下の長さです。 今回のツアーは、大宮~丸山間を往復し、丸山車両基地で洗浄線の通過体験や写真撮影、車両見学なども予定されています。往路は旧型車両の1050系(第53編成)、復路はこのほど新製された2020系の第26編成「ハッピーレインボートレイン」で運行します。当日は大宮駅を10時5分に発車し、同駅発車時には駅長による出発合図も行われます。 ニューシャトルで最も古い1050系は、朝ラッシュ時を中心とした運用で、2編成のみの存在。そのうち1編成(第52編成)は、年度内を目途に引退します。「ハッピーレインボートレイン」も1編成しかないため、これらの車両に確実に乗車できる貴重な機会となります。 ツアーへの参加料金は大人(高校生以上)8000円、中学生5000円、小学生3000円。2024年11月24日(日)12時からローソンエンタテインメント ローソントラベルサイトで発売するとしています。
乗りものニュース編集部