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スナックのママとオンライン対話-コロナ後の娯楽、おもてなしも変化

配信

Bloomberg

(ブルームバーグ): パソコンを開いてウェブサイト上のボタンをクリックすれば、縁結びが得意なママの待つ東京・新橋のスナックに「入店」。

「オンラインスナック横丁」には、北海道から宮崎県まで約10店舗のスナックが軒を連ねる。14日にスタートし、ここ一週間は「満員御礼」だという。来店客はスナック未経験者が6割で、4割が女性だ。

新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた政府の緊急事態宣言の全面解除を受け、外出自粛や休業要請が緩和され、多くの企業や店舗が営業を再開しつつある。消費者が少しずつ日常を取り戻そうとする中、人々を癒やす娯楽の現場でも感染防止策を講じた新たな楽しみ方が提供されている。

新型コロナの感染拡大で、換気の悪い密閉空間や人が密集する場所、人と密接する場面の「3密」を避けるため、4月以降、飲食店をはじめ映画館や遊園地など多くの施設に休業要請が出された。

オンラインスナック横丁を立ち上げた五十嵐真由子さんは、「非日常的とか、クローズド(閉鎖的)な場所という捉え方がされていて、外からあまり見えない世界観がスナックの常識だった」が、休業要請でスナックへの客足が途絶え、「ママたちも顔を出しながらスナックの魅力を伝えていく」必要性を感じたと話す。

休業要請は各地で徐々に解除されているが、実店舗への客の戻りは鈍いという。オンラインスナック横丁には、国内外100軒以上から加盟希望があるといい、五十嵐さんは、今後もママと客との「懸け橋」となっていくつもりだ。

ガイドライン

「マスクまたは目や顔を覆う防護具を装着しての歌唱を促す」、「室内の座席間隔を、できるだけ2メートルを目安に(最低1メートル以上)設ける」。緊急事態宣言の解除を受け、全国のカラオケ店で構成する三つの業界団体は共同で、感染予防に向けた指針を出した。

「カラオケまねきねこ」など全国で527店舗を運営するコシダカホールディングスでは、店員がマスクの上にフェースシールドを装着して接客しているほか、各部屋の客数を定員の半分程度とし、マスクを1人に1つ貸し出すなどの対策を行っているという。

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