広島市の市道陥没事故、市が10月6日に説明会 復旧状況や今後の対応伝える
広島市西区福島町で発生した市道陥没事故で、市は3日、地元説明会を6日に開くと明らかにした。復旧の現状や現場周辺の建物の調査結果、今後の対応などを伝える。 【動画】交差点で道路が隆起・陥没 広島市西区福島町 午後2時から現場近くの観音小体育館で開く。対象は発生当初に避難を呼びかけたエリアの住民や事業者、土地・家屋の所有者たちで、現在立ち入り規制をしている現場の半径50メートルより広い。復旧工事の内容▽建物の応急危険度判定の結果▽立ち入り規制の解除▽補償―などについて説明する。質疑応答の時間も設ける。 市下水道局は「生活に困っている人の立場に立ち、支援を継続したい」としている。 事故は9月26日に発生。雨水管を整備するため、市からの受注業者が地下約30メートルを大型掘削機で掘っていたところ、異常に出水し、道路が陥没した。3日午後3時時点で、24世帯44人が避難生活を送っている。
中国新聞社