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稲穂ずっしり、顔もほころぶ はせ掛け作業に汗【岩手】

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岩手日日新聞社

 一関地方で2020年産米の稲刈りが始まった。10日は重い雲が立ち込め今にも雨が降り出しそうな天気だったものの、ここ数日の猛暑が一段落。農家では雨が降る前にと稲刈りやはせ掛けの作業を急いでいた。  一関市東山町松川字野平の安東馨さん(76)、勝子さん(75)夫妻は主に自家消費用のひとめぼれやもち米を栽培する同町松川地内の3カ所の田んぼ(面積約24アール)で8日から今年の稲刈りを始めた。10日は面積約4アールの水田でバインダーを使ってもち米を収穫し、刈り取った稲を長木で組んだはせに手際よく掛けた。  はせ掛けなどで天日乾燥する農家は既に稲刈りをしているところもあるというが、安東さんによると、今年は倒伏する稲が多かったため例年より10日ほど早く稲刈りを始めたという。  馨さんは「(猛暑日を記録した)8日はすごく暑くて倒れそうだった。水分補給しながら稲刈りしたが、きょうはだいぶ楽だ」と話し、長木を運んだり、組んだりする手を進めていた。  刈り取った稲は20日ほど天日で乾燥する。コメは毎年同町で夏季合宿を行っている大相撲東関部屋の親方らに送っているといい、馨さんは「今夏の合宿はコロナの影響で中止となってしまったが、今年も皆さんにコメを食べもらえるようにしたい」と話していた。  盛岡地方気象台によると、11日の県内は前線や湿った空気の影響により曇りで午後は雷を伴って激しい雨の降る所がある見込み。

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