『東京BABYLON』もアニメ化! CLAMPの世界に引き込まれる3選
一気にファンになる独特の世界観! 作品同士のクロスオーバーも
社会問題を取り上げつつ、シリアスに展開していくCLAMP原作のマンガ『東京BABYLON』。2021年には、連載当時から約30年ぶりにアニメ化されることが決定しました。この記事では、そのアニメ化にちなみ独特の世界観が魅力のCLAMP作品を3作品ご紹介します。SNSでも「雰囲気もキャラも大好き」「いろいろ考えさせられた」と評判です。 【画像】一番好きなのは?アニメ化されたCLAMP作品
●『ツバサ・クロニクル』(2005年4月~放送) 『ツバサ・クロニクル』はマンガ『ツバサ-RESERVoir CHRoNiCLE-』を原作としたアニメです。記憶を失った幼なじみの記憶を取り戻すために、主人公たちがさまざまな異世界を冒険します。同じキャラクターを異なる作品のなかに登場させる「スター・システム」が採用されており、『東京BABYLON』の桜塚星史郎をはじめとした、多数のCLAMP作品のキャラクターが登場します。 考古学者を目指す少年・小狼(しゃおらん/CV:入野自由)は、玖楼国(くろうこく)の姫サクラ(CV:牧野由依)と幼なじみ。お互い惹かれ合いながらも、思いを告げられずにいました。ある日、飛王(ふぇいわん・りーど/CV:中多和宏)の策略によってサクラはこれまでの記憶を失ってしまいます。羽となり飛び散ってしまったサクラの記憶を取り戻すため、小狼はファイ・D・フローライト(CV:浪川大輔)、黒鋼(くろがね/CV:稲田徹)などの仲間たちとさまざまな異世界へと旅に出ます。サクラの記憶は無事全て取り戻せるのでしょうか――? 「スター・システム」を大々的に採用している本作は、以下で紹介する『ちょびっツ』『xxxHOLiC』のキャラクターも第1話から登場します。ただし、声優は基本的に原作と違うキャスティングになっているため、別のキャラクターとしても楽しめます。他にも数々のCLAMP作品のキャラクターが登場するため、CLAMPファンにとってはたまらない作品といえるでしょう。音楽は『鬼滅の刃』や「ソードアート・オンライン」シリーズを手がけた梶浦由記氏が担当。少し悲しげで壮大な音楽は、記憶を失ったサクラの悲哀や不思議な異世界での旅を要所要所で盛り上げています。なお、結末は原作と異なるため、原作は読破済の方もぜひご覧ください。この作品は、「dアニメストア」「U-NEXT」「バンダイチャンネル」などで見ることができます。