ライブ中の迷惑行為でアイドル負傷 防止策はあるのか
4人組の女性アイドルグループ・PassCode(パスコード)が13日に都内で開催したライブ中、一部観客から迷惑行為があったという。運営側は14日付の公式サイトで、「【重要なお知らせ】PassCodeライブ観覧時について」と題し注意を呼びかけた。ステージに水をまき、そのためにメンバーの南菜生が右足を負傷、さらに機材も故障したというからただ事ではない。防止策はあるのか。
運営側「今後は公演を即中止」 他にも深刻な迷惑行為が
公式サイトによると、水をまく迷惑行為は開演直後から終盤にかけて発生したそうで、「1曲目冒頭でペットボトルごとステージまで届き、水がステージ上に相当量、溢れメンバー南菜生が滑って転倒してしまい、右足を負傷しました」とのこと。右足は腫れ上がり、21日に行われる仙台公演リハーサルも大事をとって中止するという。また、公演中盤には「再度ペットボトルが飛んできて、バンドの演奏場所まで届き、下手ギターKENTの機材に大量の水が掛かり、故障し音が出ず、急遽、別の機材を使用した事により、今までリハーサルを重ねてメンバー、バンドと1曲1曲作ってきたギターの音が変わってしまいました」と報告。仙台公演までに機材を修理するか新たに購入しなければならないという。「100%の内容が表現出来なく、大変残念でなりません」と、心境を吐露している。 今後は、もしそのような行為を発見した場合、「メンバーの安全、今後使用する機材の安全を確保する為、音響・照明共にストップさせ公演を即中止とさせて頂きます。その際、チケットの返金等は一切負いませんので、当事者が解決をお願い申し上げます」としている。 さらに、「別件ではダイブを行ったお客様がステージまで到達し、ステージサイドからセンターを調光する照明機材が倒れる事案も発生しました。倒れた先にメンバーが居たら大事故(当たりどころによってはメンバーの命に関わる危険な事故)に発展する可能性もあり、舞台監督、楽器スタッフで倒れる前に走って急いで立て直しました」と、他にも深刻な迷惑行為があることを明かしている。