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小林不在のまま、ジャイアンツの正捕手争いは決着するのか

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VICTORY

現在、ジャイアンツの正捕手候補と言えば、1番手が大城で、2番手、3番手には、一軍に登録されている炭谷、岸田が挙げられる。 開幕戦でスタメンマスクをかぶった小林は、6月21日の阪神戦で受けたデッドボールにより左前腕尺骨を骨折し、今もファームにいる。 わずか2試合の出場で登録を抹消され、リハビリに励んでいた小林だが、3軍戦に出場後、8月26日のイースタン・リーグ、ロッテ戦で実戦復帰。 だが、即一軍昇格とはならず、その後もファームで調整を続行。2軍戦で8試合の実戦経験を積むも、未だ出場選手登録はされていない。 2016年から4年連続でセ・リーグNo.1の盗塁阻止率をマーク。直近の侍ジャパン(2019年 第2回 WBSC プレミア12)にも選出されており、NPBを代表するキャッチャーである小林。 本来ならもっと早く一軍からお呼びがかかってもよさそうだが、そうならないのは、ケガで離脱中に上書きされた冒頭の序列にあるのだろう。

■炭谷の加入と大城の台頭

プロ入り3年目でレギュラーポジションをつかみ、2016年は129試合、2017年は138試合、2018年は119試合に出場。 “鉄砲”を超える“バズーカ”級の強肩を武器に、ジャイアンツのホームベースを主戦として守ってきた。 その正捕手の座が揺らぎ始めたのは昨シーズン。 ゴールデングラブ賞2度受賞の炭谷銀仁朗がライオンズからFAで加入。入団2年目の大城卓三も強打に磨きをかけて台頭する。 原監督の第三次政権がスタートした2019年は、炭谷、大城との3捕手併用となり、3年間続けてきた100試合出場がストップ。92試合の出場にとどまった。 それでもエースの菅野智之、チームトップの15勝を挙げた山口俊(現トロント・ブルージェイズ)らの登板時は先発マスクを任され、炭谷、大城の2人を上回る68試合でスタメン起用されていた。 迎えた今シーズン。原監督が開幕前に披露した構想では、打撃に加えて守備面でも成長した大城の後塵を拝し、正捕手剥奪の危機にあった。 だが、オープン戦で3割を超える打率をマークするなど、課題のバッティングが改善。 PCR検査で陽性反応を示して調整が遅れた大城を逆転し、菅野が3年連続6度目のマウンドに登った開幕戦で扇の要を任されていた。 それだけに、骨折のアクシデントがあったとしても、傷が癒え次第、一軍に呼ばれてしかるべきだった。

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