【40,50,60代】年代別に指南する、買うべきジュエリーと選び方
若い頃は大きな宝石は似合わなくても、経験を積んで人生に深みが出ることで大ぶりなジュエリーも似合うようになり、つけこなせるようになってくる。年齢を重ねるごとにジュエリーボックスに増やしていきたい、そんなジュエリーをご紹介。
For 40s/40代のジュエリー
【自己確立した年代だからこそ、遊び心のあるジュエリーを】 「自分がどこで何をしている誰なのか」という確固とした芯と周囲からの信頼が出来上がってきて、自信も湧いてくる40代。自分というブレない軸があるからこそ、脱コンサバな遊び心のあるジュエリーが似合ってくる。20代の頃だと偽物に見えてしまうくらいのキュートでファニーなモチーフも、堂々とつけこなせるのがこの年代の特権! NY在住のイラストレーター、ジェニー。「昔からヴィンテージジュエリーを集めるのが大好き。特にフラワーモチーフがお気に入りよ。今年は好きが高じて、自分でジュエリーを作ってしまったの。このデイジーモチーフは身につけるたびに幸せな気持ちにさせてくれるわ」
For 50s/50代のジュエリー
【本物がわかる世代に似合う、プレシャスダイヤモンド】 たくさんの経験を重ねて審美眼が極まってくる50代からのジュエリー選びは、質と量。クオリティの追求と、ボリューム感が最大の鍵になってくる。例えばダイヤモンドはカラット、クラリティ、カラー、カットの、いわゆる「4C」にこだわって。誰よりも上質なダイヤモンドをまとうことが、大人ならではの余裕を感じさせてくれるはず。 パリを拠点に活躍するジュエリーデザイナーのイヴォンヌ。「幼い頃からジュエラーの両親のもとで育ったので、ダイヤモンドは私の人生の一部。これほど輝いてエレガントなものは他にないほど。最近はツイストさせたダイヤモンドジュエリーを製作中よ」
ボタニカルモチーフが軽やか。
For 60s~/60代~のジュエリー
【人生もおしゃれもとことん! 60代からの個性派ジュエリー】 酸いも甘いも体験し、物質的にも精神的にも人生の豊かさを最も享受できるのが60歳以降。この年代こそが、ジュエリー使いも最大限に謳歌できるジェネレーションに間違いなし。人があっと驚くようなハイジュエリーを難なくつけこなせるのは、年輪を重ねただけの余裕がにじみ出るからこそ。誰もまねできないスタイリングにレッツトライ! エル・オンラインでもおなじみの内藤朝美さん。「娘がイタリアで買ってきてくれた甲冑のようなジュエリーは、シンプルな服にも遊び心をプラスしてくれるとっておきのアイテム。『ミオ ハルタカ』で購入したブラック&ホワイトのジュエリーも、最近の大のお気に入り」
翼のようなフォルムを耳に輝かせて。