ラッセルがラスベガスGPのFP3で最速!ピアストリ、サインツ、ノリスが続く…角田裕毅は16番手|F1
2024年のF1第22戦、ラスベガスGPのフリー走行3回目が現地時間22日行われた。 【動画】『ちゃんと車を追ってるんですよね‼』フリー走行3回目を走るフェルスタッペン…ランドマークのスフィアも観戦 現地ネバダは日没後の18:30を迎え、ドライコンディションで気温15℃、路面温度17℃という状況になっている。 前日は路面状況がダーティーだったこともあり、このFP3で各チームは予選に向けてセットバランスを確認する流れとなる。だが60分のFP3が開始となるも、多くのドライバーがトラックへとすぐさま出る展開ではなく、開始10分でタイムを出したのは20台中セルジオ・ペレス1台のみと、慎重な立ち上がりになった。 ハードタイヤの皮むきだけしてピットへと戻るドライバーも散見されている。VCARB角田裕毅も2本のハードを皮むきだけしてガレージに入った。 FP3の中盤に入ると、多くのドライバーがソフトタイヤを入れてショートアタックを行う。一通り周回を終えた残り10分時点で1:34.218のジョージ・ラッセルがトップ。2番手は0.123秒差で僚友ルイス・ハミルトンが続いた。 終盤は予選想定のアタックラップを行う流れになり、タイムがさらに上がっていく。残り8分でラッセルが最速を1:33.570に更新する。だが7分を切ってランス・ストロールがターン12からの立ち上がりでマシンストップしたため、これでFP3は赤旗となってしまう。 残り1分でグリーンシグナルになるも、各ドライバーはトラック上に出てスタート練習をするのみで、タイム更新はなし。 残り7分時点のタイム順でそのまま60分終了となり、結局FP3のトップはラッセルだった。FP1とFP2はハミルトンが最速だったこともあり、メルセデスとしてはFP1~3すべてでトップに。2番手オスカー・ピアストリ、3番手カルロス・サインツ、4番手ランド・ノリス、5番手マックス・フェルスタッペン、6番手ハミルトン、7番手アレクサンダー・アルボン、8番手フランコ・コラピント、9番手ケビン・マグヌッセン、10番手ピエール・ガスリーというトップ10の並びだった。 角田は1:36.215がベストタイムで、トップから2.645秒落ちの16番手だった。多くのドライバーがプッシュラップ前に赤旗となったこともあり、勢力図を読み解くのは難しい状況となっている。