ロコ・ソラーレ 藤沢五月 日本一へ闘志「若さには負けない」日本選手権で地元凱旋
カーリング日本選手権(アドヴィックス常呂カーリングホール)の出場チームが21日、北海道北見市で会見を行った。女子で北京五輪銀メダルのロコ・ソラーレのスキップ・藤沢五月(30)は「長いシーズンの最後に地元常呂町で日本選手権が開催されてうれしい。たくさんの方への感謝の気持ちを氷の上で発揮して、皆さんに楽しんでもらえる試合をしたい。五輪の時よりひとつ技術的にも上がっていると思うので、皆さんにお見せしたい」と意気込みを語った。 ロコ・ソラーレは4月のプレーヤーズ選手権(トロント)を経て、久々の国内戦で2大会ぶりの日本一に挑む。今大会は優勝候補が乱立する中、藤沢は「日本は若い選手も出てきてレベルもすごく高い。ジュニアのレベルからすごく高くなっている」と若手の台頭に気を引き締めつつ、「だからといって若さには負けないように私たちも頑張っている。もっともっとレベルを上げていきたい」と笑った。 また、前回覇者で新体制となって再出発したフォルティウスのスキップ・吉村紗也香(30)は「1試合1試合楽しみながら、自分たちのベストパフォーマンスを常に出せるように頑張っていきたい」と抱負。世界選手権代表の中部電力のスキップ・北沢育恵(25)は「もちろん優勝を目指して頑張るが、どの試合も見ている人が楽しい競った試合をできるようにしたい。(26年)五輪への一歩だと思って、しっかり優勝したい」と語った。