ロシア・ハンガリー首脳の電話会談、ウクライナ大統領が強く反発
[11日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領とハンガリーのオルバン首相が電話会談を行い、ウクライナ問題について協議した。これに対しウクライナのゼレンスキー大統領はハンガリー独断の「平和ミッション」を容認しない姿勢を示した。 オルバン氏はウクライナ戦争が続く中、他の欧州首脳よりもプーチン大統領と緊密な関係を保ってきた。Xへの投稿でプーチン氏との電話会談は1時間に及び、この戦争は「ここ数週間が最も危険だ」と語った。 これに対しゼレンスキー氏は「団結を犠牲にして個人的イメージを高めようとすべきではない」などと批判を展開した。 オルバン氏はゼレンスキー氏のXへの返答で、ハンガリーは「クリスマス停戦」と捕虜交換を提案したが、ゼレンスキー大統領は「これを明確に拒否し、除外した」という。 オルバン氏がいつ、どのようにそのような停戦を提案したのか、プーチン氏にも同じ提案をしたのかどうかについては詳しく述べなかった。