元宝塚トップ娘役・野々すみ花、経験ゼロの事業で「突撃アタック」の突破力 「やると決めたら全力で」
宝塚歌劇団・元宙組トップ娘役の野々すみ花さん。卓越した演技力で観客を魅了し、退団後はリポーターや事業家など、チャレンジし続けている。野々すみ花さんの“その後”に、熱烈な宝塚ファンである日本テレビアナウンサーの安藤翔アナ(妻が元タカラジェンヌ)、中島芽生アナ(宝塚音楽学校を4回受験)の2人が迫った。(前 ・中 ・後編の後編) 【前編】大空ゆうひさんとのエピソード明かす野々すみ花さん
■「人生観が180度変わった」退団後の仕事
中島アナ:退団後についても伺っていきます。愛月ひかるさん(元星組男役スター)からご質問いただきました。 <愛月ひかるさん> >>>>> 退団されてからも本当にたくさんのことにチャレンジされていると思います。私もまだ辞めて1カ月経っていないんですが、これから新しいことにチャレンジしていく上で心持ちとして大切にされていることはありますでしょうか。 <<<<<
中島アナ:野々さんは蜷川幸雄さんの舞台や朝ドラに出演。そしてミステリーをハントするリポーター役をされていました。チャレンジという意味で大切にされていることは? 「そうですね。一つの物事にどれだけ真剣に向き合って自分のすべてを注ぎ込めるか。それが舞台やお芝居、他のことに対しても心がけ方は同じなのかなと思います」 「ミステリーをハントするお仕事は、今まで海外にほとんど行ったことのなかった私が、いろいろな国で生きる人たちに触れる機会で、人生観が180度変わったようでした。いろんな国でいろんな経験ができたことは本当に自分にとってとても大きなことです」
中島アナ:今一番行きたい場所はブータンとおっしゃっていました。 「ブータンは中国とインドの境目にある小さな国です。お仕事で行ったらコーディネーターさんが時計もスケジュール帳も持っていない。あまり時間通りに行動するということがなかったんです。それにもびっくりしましたし、山奥の村に行くと本当に自給自足の生活で、客が来ると1日がかりでもてなす。そういう人間らしい生き方をしている国だなと思いました。ブータンにはもう一回行きたいなと思っています」