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元組員「名残したかった」 若頭宅に銃撃認める 津地裁初公判 三重

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伊勢新聞

 桑名市長島町で今年2月、特定抗争指定暴力団山口組ナンバー2の髙山清司若頭(73)宅の正門に銃弾が撃ち込まれた事件で、銃刀法違反(発射、加重所持)の罪に問われた住所不定、元暴力団員、谷口勇二被告(76)の裁判員裁判の初公判が16日、津地裁(柴田誠裁判長)であり、谷口被告は起訴内容を認め「中野会の谷口の名を残したかった」と述べた。  検察側の冒頭陳述などによると、谷口被告は神戸山口組の中核組織、山健組の傘下にあった「中野会」の元組員。同会は平成17年に解散している。谷口被告は昨年12月ごろに犯行を決意し、住んでいた大阪府門真市のアパートを解約。1月中旬には髙山若頭宅を下見したとされる。  被告人質問で谷口被告は「日本で一番強いやくざに足を向けるだけでも名が残る。(髙山若頭を)狙うと最初に決めた」と主張。一方、右腕の痛みや生活苦を訴え「刑務所に入りたかった。計画性はなく、一人で考えた」と述べた。  起訴状などによると、谷口被告は2月2日午後1時半ごろ、拳銃の銃弾4発を髙山若頭宅の門に発射し、1発は門を貫通して玄関引戸に当たったとされる。屋敷には組関係者が3人いたが、髙山若頭は不在だった。髙山若頭宅を警戒していた警察官が近くの路上で谷口被告を逮捕した際、拳銃には実弾1発が残っていたとされる。

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