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「非・嫌悪度」が売り 渡部起用の演出家が不倫問題に厳しい目「商品価値がなくなった」

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ABEMA TIMES

 11日発売の週刊文春で複数の女性との不適切な不倫関係が報じられるのを待たずに、自ら活動自粛を発表したお笑いコンビ・アンジャッシュの渡部建について、日本テレビで『ヒルナンデス!』などを手掛けた総合演出家の村上和彦氏(55)が、タレントを起用する側の観点から、渡部に対して厳しい目を向けた。自ら渡部を同番組にキャスティングした村上氏がその理由に挙げたのは、今まで渡部が番組に重宝されてきた「非・嫌悪度」の喪失だった。 【映像】渡部の武器だった「非・嫌悪度」  今回の渡部における一連の報道について「内容はゲスいが、彼の雰囲気からして、すごく驚いたわけではない」と話した村上氏は、自ら渡部をキャスティングした理由について次のように説明する。 「『ヒルナンデス!』は、もう10年以上続いている。始まった当初は『笑っていいとも!』を何とか倒したいということで、若い女性の視聴者をもってきたかった。ビジネス的な話をすれば、CMがこっちにくるようになる。そこで『女性に嫌われない』キャスティングを重視した」  この「嫌われない」というのは、好感度とは似て非なるもので、村上氏の言葉を借りると「非・嫌悪度」だという。好感度とは、この人が出ているからチャンネルを合わせるというもの。一方の非・嫌悪度とは、この人が映っていてもチャンネルを変えないという意味だ。  つまり、視聴者に嫌われない番組作りを目指した結果、20~40代の女性層に対して「非・嫌悪度」の高い演者のキャスティングを心掛けた。その結果、「嫌じゃないルックス」「ガツガツ前に出過ぎない」「色々と知っていそうな風情」「感情を出すのはおさえめ」などといった村上氏の渡部に対するイメージが、条件と合致したのだという。

 そんな渡部の「非・嫌悪度」を一変させてしまったのが、今回の不倫騒動だ。しかし、芸能人の中には、不祥事から一定期間を置いて復帰する人も多い。  そのことについて村上氏は「今回、なぜ渡部さんが番組を降りざるを得なかったかといえば、おそらくどの番組も非・嫌悪度が売りでキャスティングをしていたはず。それが今回の件で、女性層から一斉に『チャンネルを変えられる存在』になってしまった。その時点で、ある意味で彼の商品価値、ブランドはなくなってしまった。今回は自主降板だが、彼に非・嫌悪度タレントとしての商品価値がなくなってしまったので、これ以上、出ていただくわけにはいかないということだろう」と話した。  一方、渡部のテレビ復帰の可能性についても言及した村上氏は「アンジャッシュのコントは非常に面白い。深夜のコント番組だったら、児島さんと一緒に復帰し始めるというのは無くはない」と私見を述べた。(ABEMA『ABEMA的ニュースショー』)

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