半年で20kg痩せの真実「ダイエットを妨げるデブ脳」とは?
ダイエットにまつわる最新情報を選りすぐってお届けするこの連載。気持ちよく、理想的な体を手に入れるメソッドを追求します! 今回はテレビやSNSでも話題、半年で20kgのダイエットに成功した桃田ぶーこさんが教える、誰でもダイエットに成功できる極意を3回に分けて紹介します。 第1回目は、実は糖質オフよりもつらかった、「デブ脳の誘惑」についてです。ダイエットをしたことがある人なら誰でも「あるある」と共感できるはず! 最新ダイエットニュースはこちら!
命の危機を感じてダイエットをスタート
161cm、85kgだったぶーこさんがダイエットを始めたのは、ある朝の体の変化に恐怖を感じたのがきっかけだそう。「ある朝、トイレに行こうと起き上がろうとしたら、体に今まで感じたことのない違和感と気持ち悪さに襲われたんです。何とかトイレに行き、布団に戻ってからも動けず、もう太りすぎて体が限界なんだと、そのときやっと気づきました。このままでは死んでしまうと思って、その翌日からダイエットを始めたんです」
1分置きに冷蔵庫を開ける! 糖質制限よりつらい「デブ脳」の誘惑
そして友人のすすめで「ゆる糖質ダイエット」を始めたぶーこさん。実は、ゆる糖質ダイエットよりもつらかったのが、デブ脳の誘惑だったと言います。 「太っている間、食べることを正当化するために、自分の脳の中に都合のいい言い訳を言う『デブ脳』を作り上げていたんです。ダイエットをする前は、朝ごはんの後、家族が出かけてひとりになると、朝食の残りを口にし、お菓子を食べながら家事をするのが日課。それがダイエットをすると決めたのに、私が作った妄想デブ脳が『そろそろ朝食の残りとお菓子を食べる時間だよ~』と誘惑をしてきて、気づけば冷蔵庫を開けている自分がいるんです。ダメだと気持ちではわかっていても、体は勝手に冷蔵庫を開けているような状態。意志だけではガマンできなかったので、ノートにその時の行動や気持ちを全部書き出しました。例えば……。 10:12 冷蔵庫を開けた 10:13 冷蔵庫をまた開けた。私は何をしているんだろう…… 10:25 またそわそわしてきた 11:00 お菓子の棚を見た などと、書きなぐるようにメモ。そして、その紙をくしゃくしゃに丸めて、デブ脳をやっつける気持ちで、ゴミ箱に力いっぱい投げて捨てていました。 数日間は本当につらかったけど、2週間くらいして少しずつデブ脳から抜け出すことができて、冷蔵庫を開けなくても大丈夫になってきました」