谷村新司、南こうせつ、小林幸子、坂本冬美ら豪華アーティストが集結 被災の子ども支援チャリティー公演
東日本大震災で被災した子どもたちを支援するチャリティーコンサート「第9回 全音楽界による音楽会」が11日、東京・赤坂のサントリーホールで開かれ、谷村新司(73)、南こうせつ(73)、小林幸子(68)、坂本冬美(54)ら各ジャンルの豪華アーティストが集結した。 音楽評論家の湯川れい子さん(86)は新型コロナウイルスの感染拡大などにも触れながら「音楽だけはなくならない。力を与えてくれる。震災孤児、遺児に届けていきたいと思います」とあいさつした。この日は、小説家の林真理子さん(67)らも募金活動。震災で親を失った子どもの夢をかなえるための支援活動を継続している。 谷村はトップバッターで登場。「いい日旅立ち」をホールに響かせると大きな拍手が注がれた。5人組男性ボーカルグループ「ゴスペラーズ」もオーケストラと共演。南は名曲「神田川」、坂本は「恋人よ」、小林は「千本桜」を歌唱。大トリは五木ひろし(73)が務め「契り」でジャンルを越えた音楽会を締めくくった。
中日スポーツ