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日本で一番美しいトランスジェンダー美女「van」 はるな愛が’09年優勝

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週刊SPA!

 見た目は女性の「男の娘」など、多様性の時代にあって、性別を超えた魅力と愛の形が社会に浸透しつつある。“ジェンダーレス時代”の愛と性を探る。

日本で一番美しいトランスジェンダー美女

 世界最大規模のトランスジェンダーによるビューティコンテスト「ミスインターナショナルクイーン」。’09年にははるな愛が優勝したことでも話題となったこの大会で、昨年、日本予選大会優勝、世界大会6位に輝いたのがvanさんだ。 「幼稚園で男のコを好きになったときから、心が女性であることは自覚していました。そんな自分にとって、一番つらかったのは中学・高校時代。同級生はなんとなく気づいて守ってくれたけど、『あのコはああいうコだから』と傷つける空気をつくったのは周りの大人たち。『卒業したら、絶対にキレイになって見返してやろう!』と心に決めました」  福岡の美容専門学校に進学して徹底的に自分を磨き上げると、上京してモデルやヘアメイクとして働き始めた。 「成人式で地元の山口に帰ったとき、同級生の態度があからさまに変わりましたね。昔よりはるかに優しくて、『生々しいな』って。その頃からだいぶ自分に自信がついていたのですが、やっぱりなかなかカミングアウトはできない。お互い好意を持った男性にも、夜を共にする直前まで言えませんでした」  そこで突き放されることはなかったというが、「どんなにキレイになっても、女性には勝てない」というコンプレックスは常に消えなかった。おのずと恋愛も「自分を好きになってくれる人を好きになった」という。 「ずっと普通じゃないことに悩んできたので、笑顔が優しい普通の人と普通のお付き合いをするのが理想です。デートもいろいろなところに連れ出してくれると安心する。『あのコ、ニューハーフだよね』と思われるんじゃないかと周囲の目が気になる私に、『俺はどう思われようが気にしないよ』と、態度で示してくれているわけですから。逆に『LGBTを受け入れるよ!』と過剰に主張してくる人は苦手です。天空の彼方から見下ろされている気がして……」  そんなvanさんも日本一のトランスジェンダー美女の栄冠に輝き、今では最初から男性にカミングアウトできるようになったという。性適合手術を控え、将来の夢は「結婚」と語る。 「やっぱり結婚は、女性として生きている確かな証し。私は愛する人の子供を産んであげられないけれど、『俺は構わない』と手を引いてくれる男性がいたら、精いっぱい添い遂げたいですね。そして、同じ悩みを抱えている後輩たちに『普通に幸せになれるんだよ』と正しい情報や道を示してあげること、それも私のもうひとつの夢なんです」 【vanさん】 ’91年生まれ、山口県出身。ファッションブランド「YELLO」のプレスとして働きながら、六本木「PARTHENO」でダンサーとしても活躍。昨年、本格的に芸能活動を開始 <取材・文/週刊SPA!編集部> ―[[彼女は元男性]カップルに密着]―

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