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ミシェル・オバマ、オンラインイベントで卒業生たちに心温まるメッセージを贈る

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ハーパーズ バザー・オンライン

新型コロナウイルスのパンデミックにより、各国の学生たちは伝統的な卒業式ができなくなってしまった。しかし、その代わりに彼らには“特別なもの”が与えられた。それは、オバマ前米大統領夫妻からの心温まるエール。 【写真】気持ちがシャッキリ! ミシェル・オバマの名言で、襟を正して 5月22日(現地時間)にMTVが開催し、YouTubeで配信した卒業生たちのためのイベント『Proma-thon(プロマソン)』の開始前にスピーチを行ったミシェル・オバマ前大統領夫人は、高校生活の最後のプロムに参加できなかった卒業生たちに、次のように語りかけた。 「2020年の卒業生の皆さん! スポーツトーナメントやプロムなど、卒業を記念する数多くのイベントへの参加を見送ることになるなんて、誰も思ってもいなかったでしょう。これまでの皆さんの対応を、とても誇りに思います。いま直面しているあらゆることに、皆さんは順応してきました。プレーブックの存在しないようなことばかりでしたが、それでも皆さんは、創造力と立ち直る力を示してきましたね」 「だからこそ、『When We All Vote』(ミシェルが共同で創設した、若者に有権者登録と投票を呼びかけるNPO団体)とMTVは、皆さんを祝いたいと考えたのです。まず深く息を吸い込んで、それから思う存分踊ってください。プロマソンを楽しんで。皆さんが、自らの努力で獲得した機会です」 さらにミシェルは、「今皆さんにできる、最も重要なことかもしれない」として、まだ有権者登録をしていない若者たちに対し、登録を促した。 これに先立つ同月16日には、ミシェルの夫バラク・オバマ前大統領も、アフリカ系アメリカ人のために創設された大学群「歴史的黒人大学(HBCU)」の卒業生たちに向けてスピーチしている。彼は、苦難に直面する卒業生たちの強さと、このパンデミック発生以前から続く黒人コミュニティが直面する不公平な状況について語った。

オバマ前大統領は、現在の状況が改めて示すのは、アメリカの黒人コミュニティが歴史的に直面してきた不平等と、必要以上の負担だと指摘。今回のパンデミックのなかで起きたことの一例を挙げた。 「ジョギング中だったある黒人男性が、立ち止まって質問に答えようとしなかったというだけの理由で、射殺されました。こうした不平等は、新しいものではありません。新しいのは、皆さんの世代のほとんどが、現状を変える必要があるという事実に目覚めたということです」 さらに、オバマ前大統領は同日、別のオンラインイベント『Graduate Together: America Honors the High School Class of 2020』にも参加。今度は高校の卒業生たちに対して、「世界がよくなるかどうか、それは皆さん次第です」「恐れを感じるようなことかもしれません。ですが、同時に皆さんを奮い立たせるようなものでもあってほしいと願っています」「この国が今直面しているあらゆる課題を前に、『若すぎて君たちには理解できない』『これが今までのやり方だ』などと言う人はいません。これから作られるのは、皆さんの世代の世界なのです」と情熱的に語りかけていた。 ホワイトハウスを去った今でも根強い人気を誇り、いつでも私たちに勇気をくれるオバマ夫妻の言葉。次の大統領選まであと約5カ月となるなか、卒業生のなかには、この言葉に触発されて投票で国を変えようと決意した若者たちも大勢いたはず。

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