50インチで10万円以下!4K液晶テレビの大本命&2大対抗馬
50インチで10万円を下回るほどの値頃感で、選択肢のひとつとしてお馴染みになった格安4Kモデル。同ジャンルの製品といえば、これまでは機能を削ってコストダウンしたモデルが多かった。そんな同市場で、ここ数年で大ブレイクを果たしたのが、中国ブランドのハイセンス。2020年モデルには、4Kチューナーも搭載しつつ、50インチで8万円台を付ける「U7F」シリーズ、高画質な4K液晶テレビ「U8F」シリーズを投入。市場での攻勢を強めている。 【各モデルの詳細画像を見る】 ハイセンスがラインナップしている4Kテレビの特徴は、格安とは思えない高画質と高機能だ。2018年3月に東芝のテレビ事業を買収して以降、日本市場向けのモデルは東芝と共同開発した高画質エンジンを採用している。 そんな“日本専用モデル”の中身は、UIのデザインや操作性まで、ほぼ “レグザ” そのもの。画面に表示される地上波の映像は、実に高精細でノイズもしっかりと抑えられている。国内大手メーカー級の完成度だ。ネットサービスへの対応も万全。YouTubeを起動して動画を鑑賞できるのはもちろん、NetflixやAmazon Prime Videoのコンテンツも楽しめる。まさにハイセンスは、間違いのない選択肢と言えるだろう。
▼高度な超解像処理によって “ローレゾ” なネット動画を高画質化
ハイセンス 「U8Fシリーズ」(50型/11月末発売予定、55型/実勢価格:9万8800円前後、 65型/実勢価格:14万円前後、75型/実勢価格:21万7800円前後) “4K ULED TV”として展開するハイエンド4K液晶シリーズ。東芝と共同開発した “NEOエンジンplus 2020” が高画質映像の生成を司る。液晶は高輝度仕様で “ローカルディミングplus” を採用。暗部と明部の違いをキッチリと描き分ける映像は国内メーカートップレベルだ。 U8Fシリーズは、独自の “3段階超解像処理” がウリ。まずは水平方向に関して解像度が4/3倍、そして2倍にする2段階の映像処理をし、最後に垂直方向の解像度が2倍になる映像処理を実行。これによって、例えば2Kの地デジ放送を4Kクオリティの高精細な映像で楽しめる。