柔道大会激励金20万円を横領 巡査部長を逮捕 1カ月半無断欠勤し都内で確保、大阪府警
警察官が出場する柔道大会への激励金として同僚らから集めた現金約20万円を横領したとして、大阪府警は14日、横領の疑いで此花署総務課の巡査部長、藤阪太郎容疑者（30）を逮捕した。「ギャンブルなどでつくった借金の返済にあてた」などと容疑を認めているという。 逮捕容疑は9～10月の間、同署内で藤阪容疑者が保管していた激励金約20万円を横領したとしている。 府警によると、藤阪容疑者は同署で柔道の指導を担当。柔道の元特別訓練員だった。大会は、府警本部主催で各署の警察官数人が代表で出場。11月に予定されていたが、10月の衆院選実施に伴い中止されていた。 藤阪容疑者は、9月下旬に同僚からの借金が判明。署内で聞き取り調査を受けていたが、10月下旬から無断欠勤しており、署員が激励金の所在を確認したところなくなっていたという。 藤阪容疑者は今月14日、東京都新宿区内で発見、逮捕された。
