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【特集】“骨髄移植”待つガンバ大阪ジュニアユース所属のサッカー少年...コロナ禍により骨髄ドナー登録低迷でチームも協力

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MBSニュース

大阪府茨木市に難病と闘いながらプロサッカー選手を目指す中学2年の少年がいます。病気の治療には、骨髄移植や輸血が必要ですが、新型コロナウイルス感染拡大の影響がここにも影を落としています。

国指定の難病と闘う多田吾郎君「病気を治すにはもう移植しか道はない」

5月12日。この春に中学2年になった多田吾郎君(13)は、輸血入院するために病院へ向かっていました。入院はこれで25回目です。 「今日学校でクラス発表があって、その場で知りたかったんですけど、行けなくてめっちゃ残念。」(多田吾郎君) 多田君が患っているのは『再生不良性貧血』という国指定の難病です。血液をうまく作れず、赤血球・白血球・血小板が減少し、感染症にかかりやすくなるなど、命に関わることもある病気です。

感染防止のため自宅療養をしながら、週3回は支援学校の訪問教育を受け、週2回は地元の中学に通っていましたが、今は新型コロナウイルス感染拡大の影響で休校が続いています。

多田君は小学生の頃からゴールキーパーとして活躍し、

中学1年からはガンバ大阪のジュニアユースに所属することが決まっていました。

しかし、小学校卒業直前の去年2月に病気が発覚。すぐに入院し投薬治療を受けましたが、大きな回復は見られませんでした。今、有効な治療法とされるのは骨髄移植。家族とは免疫組織の型が一致しなかったため、現在は適合するドナーが見つかるのを待っていますが、1年以上が経過した今も見つかっていません。多田君はSNSにこんな投稿をしました。 『僕には、夢もあり、目標もあり、好きな人もいます。病気を治すには、もう移植しか道はないです。骨髄バンク登録お願いします。』

減る献血と骨髄ドナー登録

多田君の病気について、多田君の主治医である大阪医科大学小児科の卜部馨介医師に話を伺いました。 「(多田君は)再生不良性貧血の重症度でいえば、重症になります。(Q免疫組織の型はなかなか適合するものではない?)その人が持つ(血液の)HLA型というのは、日本でどれくらいの頻度であるのかにもよるのですが、大体数百人から数万人に1人しか一致しないとされています。(骨髄移植までは)定期的に輸血を行って体調を整える。」(大阪医科大学小児科 卜部馨介医師)

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