塩野瑛久「ミュシャの絵を飾るなら…」その意外な場所とは?自宅インテリアのこだわりを語る!
アール・ヌーヴォーを代表する芸術家、アルフォンス・ミュシャ。華麗な曲線と装飾性、神秘的な女性像で多くの人々を魅了してきた彼の作品は、今なお時代を超えて愛され続けています。 【写真でチェック】ミュシャの世界に囲まれた塩野瑛久 そんなミュシャの世界を五感で体感できる展覧会「グラン・パレ・イマーシブ 永遠のミュシャ」が、2025年1月19日(日)まで渋谷ヒカリエ9F ヒカリエホールにて開催中。本展では、最新の映像技術を駆使してミュシャの代表作を巨大スクリーンに映し出し、まるで作品のなかに迷い込んだかのような没入体験ができます。
本展の公式アンバサダーを務めるのは、俳優の塩野瑛久さん。大河ドラマ「光る君へ」で一条天皇役を演じ、話題を集めました。ミュシャのイマーシブな世界にどっぷりと没入した塩野さんに、ミュシャの魅力や展覧会への思い、さらに自宅インテリアのこだわりについても伺いました。
ミュシャの絵に囲まれる 圧倒的イマーシブ空間
― 本日はミュシャの世界観に合わせた衣装で登場されましたが、ミュシャの絵に合っていて素敵です。 ありがとうございます。会場で写真も撮っていただいたのですが、ミュシャの世界観にマッチしていて僕自身もテンションが上がりました。僕が連載で着用したスカート姿を見てくださって、今回そのスカートを使いたいとご提案いただきまして、このようなスタイリングになりました。今日のようなスタイリングは初めてなので、新鮮です。 ― 早速、会場を見学されたとのことですが、どんな感想をお持ちになりましたか? 一言で言うと、感動しました。テスト段階で一度見せていただいたことはあったのですが、実際に会場で見ると、没入感が本当に凄くて。ミュシャの絵に囲まれた空間で、今回の会場では均一に映像を楽しめるし、映像が空間に溶け込むことで、よりその世界に入り込めた気がしました。 ― まさに絵画の一部になったかのような体験ですね。 香りや音楽が変わる演出もとても印象的でした。各ブースで花の香りやミュシャの絵をイメージした香りが感じられ、香りが強すぎることなく、空間に自然に溶け込んでいるんです。 映像と香りが組み合わさることで、非日常的な空間が広がり、まるでミュシャの作品世界に入り込んだような感覚を味わえました。 ― 塩野さんは元々ミュシャの絵がお好きで、今回のアンバサダーに就任されたと伺いました。ミュシャの絵のどんなところに魅力を感じますか? ミュシャの絵は、どこか平面的でありながらも、力強いインパクトがあるんです。特に、彼が描く女性や花、アーチの形などが特徴的で、その美しさが強く印象に残ります。今回の映像展示では、これらの要素が少しずつ重なり合っていく演出があり、映像でしか味わえない体験だと思いました。