朝夕快速、停車は8駅 IRいしかわ金沢―大聖寺
IRいしかわ鉄道(金沢市)は13日、来年3月15日のダイヤ改正の概要を発表し、金沢―大聖寺間で新たに朝夕1便ずつ運行する快速列車は、全15駅のうち8駅に停車させる。停車駅は金沢、松任、能美根上と、小松―大聖寺間の5駅で、主に金沢から遠い地域の移動時間短縮を図る。 快速列車は午前7時44分大聖寺発、同8時22分金沢着と、午後6時20分金沢発、同59分大聖寺着の1日2便となる。各駅停車と比べ、移動時間は金沢―大聖寺が最大16分、金沢―小松は最大14分短縮される。 JR時代を含め、快速列車の運行は22年ぶり。石川県庁で会見した内田滋一社長は「速達性のある列車で利便性向上を図りたい」と述べた。 ダイヤ改正に伴う増便は快速列車を含め7本。通勤時間帯では、富山発金沢止まりだった列車1本を富山―小松の直通運転とする。 このほか、運行間隔が長い10時台に金沢―小松の上下各1本を追加、利用の多い金曜午後9時台に金沢発小松着の便を運行する。