【リニア新幹線工事】山梨県側のボーリング調査の現場を国のモニタリング会議の委員が視察 山梨・早川町
リニア新幹線の工事に伴う山梨県側のボーリング調査の状況を国のモニタリング会議の委員が視察しました。 片山真人アナウンサー 「南アルプストンネルです。ここから先500メートルほど行くと静岡県という場所です。ボーリング調査は湧水が出ているまさにこの場所で進められています」 山梨県早川町で行われているリニア工事に伴うボーリング調査の現場を国のモニタリング会議の矢野弘典座長ら委員4人が初めて視察しました。 ボーリング調査は現在山梨県側で県境の339メートルまで進んでいます。 15日の視察でJR東海の担当者は「そこから先は地層が堅いため湧水量をチェックしながら慎重に作業を進める方針」と委員らに説明しました。 モニタリング会議 矢野弘典座長 「まもなく静岡工区にも到達するとぜひ慎重に、しかも迅速に作業を進めて、そして発生した問題については適切に対処していってもらいたい」 JR東海 宇野護副会長 「心配いただかないように出てきたデータについては逐一公表、配布させていただきますので、安心材料の一つになろうかと考えています」 また矢野座長は6月静岡県と山梨県、JR東海の3者が県境300メートル以内のボーリング調査実施に合意したことについて「当事者間でいい答えが出された」と評価しました。