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豪雨被災地で再び大雨予想 広島では線状降水帯形成か

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九州と東海で雨が激しく、土砂災害の危険性高い

今日9日(木)の午後になって梅雨前線の北上とともに強い雨の範囲が広がってきました。今夜から明日10日(金)にかけては、すでに被害が出ている九州や東海に加え、広島周辺も大雨災害に厳重な警戒が必要です。 今日は九州と東海で断続的に活発な雨雲が通過しています。16時までの1時間で長崎県松浦市で33.5mm、佐賀県嬉野市で30.0mm、愛知県田原市で33.0mmの激しい雨を観測しました。 雨の強まりと共に土砂災害の危険度が増し、16時現在、長崎県や福岡県、静岡県など7つの県に土砂災害警戒情報が発表されています。

広島市周辺で線状降水帯が形成か

明日にかけても九州から東海の広い範囲で局地的に激しい雨の降る見込みです。 特に広島市周辺では、 ・日本海側に停滞する前線に向かって湿った南風が吹き、豊後水道を抜けた先の広島県と山口県の県境付近の丘陵部で積乱雲が発生 ・上空1500m付近を南西風が吹き、発生した積乱雲をさらに発達させながら北東方向へ運ぶ という点が、「平成26年8月豪雨」に類似しています。 バックビルディング型の線状降水帯が形成されて、猛烈な雨による土砂災害の危険性が増すおそれがあります。

多い所では48時間で500mm近い雨のおそれ

これから11日(土)夕方にかけての48時間で、九州や四国、東海の多い所で300mm以上の雨が予想されています。局地的には500mm近くに達するおそれもあります。 また、線状降水帯の形成が懸念される広島周辺も雨量が多く、雨雲が局地的に集中した場合は半日~1日程度の比較的短い時間でで300mm前後の雨が降ってもおかしくありません。大規模な土砂災害のおそれがあるため、厳重な警戒が必要です。

来週にかけて梅雨前線は停滞

梅雨前線は週末から来週にかけても日本付近に停滞します。多少の南北の動きがあるため、強い雨のエリアは日によって変化するものの、西日本、東日本の広い範囲で大雨になりやすい気圧配置が続く見込みです。 少なくともこの先1週間ほどは油断ができません。

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