日本人男性ができない“3つの謝罪”とは?その理由と今すぐすべきこと
実際、なぜ女性が怒っているのかわからない男性は多い とりあえず謝るが、火に油になることも
こんにちは。人生や恋愛を上手くいかせたい女性のために本質思考をアドバイスする、リアライフカウンセラーの藤本シゲユキです。 日本人男性ができない“3つの謝罪” 前回のコラムでは、人の気持ちが分からない男性が、そうなるに至る背景についてお話させていただきました。 たとえば、あることが原因で恋人である女性を悲しませてしまったり、ちゃんと寄り添うことができなかったりしたとしましょう。 こういった場合、人の気持ちを理解することを知らない男性は、謝罪もしっかりできないケースがほとんどなんです。 そうすると、気持ちを分かってもらえないわ、謝ってもくれないわで、Wパンチのストレスがかかってしまうというわけです。 実は、ほとんどの日本人男性ができない「3つの謝罪」というものがあるんですよ。 それがなんなのか? 一つずつ解説させていただきます。 今回のコラムは、男性にも読んでいただきたい内容ですね。
その1「傷つけてしまってごめん」 「自分が傷つけてしまったんだ」という自覚が足りないことがほとんど
一つ目は、「傷つけてしまってごめん」。 人の気持ちを理解することを知らない男性は、この謝罪ができません。 自分のせいで彼女や奥さんを傷つけたり悲しませてしまったりしたのに、「自分が傷つけてしまったんだ」という自覚が足りないことが、ほとんどなんですよ。 なぜそうなるのかというと、「それぐらいで傷つくなよ」「そんなことで悲しむなよ」という甘えがあるので、むしろ傷ついた相手の方に落ち度があると思っているからなんですね。 そこで、女性が傷ついたことと、そういうことを言ったりしたりするのはやめてほしい旨を伝えると、逆ギレされたり不機嫌になってすねたりすることが、あまりにもよくあります。 つまり、先に傷つけておいて、その相手が自分にとって都合の悪いことを言ってきたから、自分も傷ついたみたいな状態になるんですよ。 中には、即座に「ごめん」と謝る男性もいますが、その多くは「とりあえず謝っておくか」という謝罪であり、言うまでもなくその謝罪は伝わっていません。 女性からすると、「私の気持ちを分かってないくせに簡単に謝らないで」という思いがあるから、とりあえずの謝罪は余計火に油を注ぐ結果になるというわけです。 自分が傷つけたことを自覚するって、自分が悪者になることを認めるのと同じじゃないですか。 でも、その事実を認めないことには、いつまで経っても相手の気持ちを理解できないんですね。 人にマウントを取ろうとしてしまう男性ほど認めないし、先に自分の言い分を分かってもらおうとするので、だからこういう人は共感力がないと思われてしまうわけです。 さらに、男尊女卑的な考え方をしている男性は、その考えでいる限り、パートナーと円満な関係を築くことができません。 今がどれだけいい状態であったとしても、気持ちを理解してもらえないことが立て続くと、いずれ我慢の限界がやってきます。 素直に自分の非を認めて謝罪するのは、僕たちが子どものときに教えられたことですよね。 これは男女問わず、自分のせいで相手を傷つけたり悲しませてしまったのであれば、「傷つけてしまってごめん」と素直に謝りましょう。しょうもないプライドを守って、相手をさらに傷つけてしまうのは、やってることが子ども以下ではないでしょうか。