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【デザイン・ジャーナル】「T-HOUSE New Balance」、ニューバランスのヴィジョンと蔵との出会い。

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フィガロジャポン

日本橋浜町に7月に誕生した「T-HOUSE New Balance(ティーハウス ニューバランス)」。ニューバランスのコンセプトストアとして、ここでしか手に入らない商品が販売されるほか、デザインスタジオも設けられている建物です。 連載「デザイン・ジャーナル」 ホンマタカシさん撮影の写真のほか、貴重なプロセス写真とともにその背景を紹介しましょう。

「ティーハウス」の名前には、茶室(tea house)のTや東京のT、さらには先験的(Transcendent)のTも重ねられています。 2012年から活動を続ける「東京デザインスタジオ ニューバランス」のクリエイティブデザインマネージャー、モリタニシュウゴさんに、ここに拠点を設けた背景を説明してもらいました。

「ニューバランスは、ランニング、フットボール、野球などカテゴリーごとに開発チームや拠点が異なるのですが、東京デザインスタジオは東京に拠点を置き、グローバルライフスタイルカテゴリーの新しい開発を行う『エナジープロジェクト』のひとつとして、『東京デザインスタジオ ニューバランス』などさまざまなプロダクトを展開しています」 「プロジェクトのマーケティングマネージャーである池戸 豪と僕のふたりに加え、(ニューバランス)ボストン本社や、そのほかの国や地域に在籍するグローバルチームで、コラボレーションなどのプロジェクトを進めています。こうした活動を続けるなかで、東京の拠点となる場をつくりたいと考え、以前から構想を温めてきました」

“活動のコンセプトを伝える場“としてモリタニさんや池戸さんが探したエリアは、ものづくりの歴史の趣が残る、東京の東側だったそう。そのなかでの出会いが、日本橋浜町のこの場所でした。 もうひとつの出会いは、埼玉県川越に建っていた築122年の蔵。かつては炭問屋として使われていた蔵だそうです。古民家再生と移築を専門とする「山翠舎」の小林賢太さん、岸 航平さんとのやりとりも経て、蔵を解体し、骨組を日本橋浜町へ運搬。移築には3カ月が費やされました。鉄骨造の新築の中に組み立て直し、新たな空間がつくられています。

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