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どれだけ知っていますか? 花粉症やハウスダストの原因となるアレルゲンを解説

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一年中、いつだって脅威はすぐそこに。見えない相手の正体を知り、リスク回避を。アレルゲンについては鼻アレルギー診療ガイドライン作成委員会がデータを出している。今回はこちらを参考にした。[参考文献/『アレルギー検査のミ・カ・タ』(インプレスR&D)]

・ハンノキ

カバノキ科で北海道から九州までの湿原に多い。開花は12~2月ごろで花粉は1~6月と長期間飛散し続ける。花粉症患者の10~30%はカバノキ科の花粉症といわれている。カバノキ科の主なアレルゲンとバラ科の果物、野菜が持つアレルゲンは形が似ているため、食事で口腔アレルギーを起こす人がいる。

・スギ

花粉症患者の大多数がこれで苦しむ。猛暑だった夏の翌年は飛散量が多く、冷夏の翌年は少ない傾向があり、飛散する時期は2~4月だが、季節外れに咲く年があり、10月後半から飛散の報告も。アレルゲンはスギ花粉の表面と内部に2種類存在するが、患者の80%は2種類の両方に感作されている。

・ヒノキ

スギと同じくスギ科植物で、北海道や沖縄を除く全国で繁茂する。2種類持っているアレルゲンもそれぞれがスギのアレルゲンと酷似している。花粉の飛散する時期はスギにひと足遅れて3月下旬~4月と比較的短い。アレルゲンの形がナス科のそれと似ているため、トマトに口腔アレルギーを持つ人がいる。

・シラカバ

ハンノキと同じくカバノキ科植物だが北海道に多い。北海道ではアレルギー性鼻炎患者の約30%がシラカバ花粉症で、そのうち35.1~62.3%が口腔アレルギーを合併していたという報告がある(2014年、旭川医科大学耳鼻咽喉科)。バラ科の他にもたくさんの科の野菜、果物に反応する。要注意!

・イネ

米を炊飯で加熱するといくらか抗原性が弱まるのと、普通はおかずと一緒に食べるため、下痢、頭痛、皮疹が出てもそれが原因とは気づきにくく、発見が遅れがち。一般の食品店では扱いが少ないが、アレルゲンになっているタンパク質をカットしたAカットごはんやケアライスはネットで購入できる。

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