これは戦争で壊すゲームではなく、戦争から直すゲーム。瓦礫を片付け都市の戦後復興を手掛けるお仕事系シム『WW2 Rebuilder』
文:ミル☆吉村 ポーランドのパブリッシャーPlayWayが、同じポーランドのゲームスタジオMadnetic Gamesによるシミュレーションゲーム『WW2 Rebuilder』を発表した。本作の対応プラットフォームはPCで、発売時期は未定。 【この記事の画像をもっと見る】 第二次世界大戦を扱ったミリタリーFPSや戦術シミュレーションゲームは洋ゲーにいっぱいあるが、本作がテーマとするのはそれらのゲームと対になる“第二次世界大戦からのヨーロッパ復興”。戦火により瓦礫にまみれたイギリスやフランスやポーランドの都市を片付けて復興していくゲームなのだ。 しかも、ガッタガタになったクルマをオーバーホールする整備員シム『CAR MECHANIC SIMULATOR』シリーズや、ボッロボロな家を修繕するリフォーム屋さんシム『House Flipper』などのお仕事系シムを出してきたPlayWayのこと、復興といっても『シムシティ』のようにボタン一発で1ブロックぶん完全復旧なんてことはない。 壊れた車両の撤去などのために重機を使うことももちろんあるが、時には瓦礫をひと塊ずつ拾い、配管を一本ずつ直し、ススに汚れた壁をいちいち拭いて直していくのだ(ただし更地にした後の建築はボタン一発で完了する模様)。物資が限られている中で、使えるものを再利用するといったテクも求められるという。 なお現状での対応言語は英仏独西露およびポーランド語の6言語対応を予定しており、日本語などは非対応となっている。とはいえ指示さえわかれば会話メインのゲームよりはやりやすいはずなので、気になる人は本作を配信予定のSteamのウィッシュリストに登録しておいてみるといいのではないだろうか。
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