乃木坂46の3期生、山下美月・久保史緒里・梅澤美波・与田祐希・大園桃子が語る「自分たちが選ばれた意味」
2016年7月4日。 乃木坂46が3度目となるメンバー加入の募集を行なったのが、今から約4年半前。応募者は4万8986名。その狭き門をくぐり抜けた少女たちは12名。 【画像】2021年の"乃木坂46の顔"となるメンバーが集結 乃木坂46、3期生。彼女たちが乃木坂に加入して5年目に突入した。 2020年の秋、乃木坂46の象徴であった白石麻衣が卒業した。その次のタイミングでリリースされる26枚目のシングル『僕は僕を好きになる』。この曲のセンターに3期生、山下美月が選ばれた。 まさに今、3期生の時代がやって来ている。 今回、1月4日(月)発売の『週刊プレイボーイ3・4合併号』で表紙を飾った3期生の5人に、「今、3期生が選ばれたということ」について、いろいろ聞いてみた。 ■"乃木坂らしさ"は私たちの中にもある 【与田祐希】 与田「今回、(山下)美月がセンターに選ばれて、すごく楽しみです。私、美月とはポジションがシンメ(シンメトリー)だったり隣だったりすることが多いんです。近くで見てるからこそわかるんですよね。美月ならきっと乃木坂46をいい方向に引っ張っていってくれるって思うんです。 美月が表題曲のセンターに立って、その横に久保ちゃん(久保史緒里)と梅ちゃん(梅澤美波)っていう3人が並んで。カップリング曲で、れんたん(岩本蓮加)と珠ちゃん(阪口珠美)がセンターに選ばれて。今回のフォーメーションを考えると、3期生に次を任されたのかなって。だから今がとても重要で大事な時間。ここでどれだけ前に進めるか、どれだけいい方向に向かえるか。期待を裏切らないようにしたいです。 あ、こないだ、3期生全員で決起集会みたいな、ご飯会をやったんですよ! しかも内緒でセンターになった3人をサプライズで祝おうみたいなこともしました」 【大園桃子】 大園「最近、思うんですけど、乃木坂の1期生さんってすごいじゃないですか。前に並んだときの華やかさとか、バランスのすごさとか。でも、今の与田、山下、久保、梅澤を見てると1期生さんみたいになっていくのかなって思うんです。 それと、れんたん。桃子はれんたんがグループを引っ張っていくと思うんですよ。れんたんとたまたん(阪口珠美)のシンメってすごくきれいで。"完璧"になれる気がするんです。今は選抜に入ってない3期生のメンバーもみんな同じだと思ってて。似てるコって誰もいないし。みんな前に出ていけるんです。それが見えるから。桃子は、そんな気がします」 【梅澤美波】 梅澤「今回、山下がセンターに立ったことについては、『あぁ、やっぱりな』って納得がいきました。最近の彼女を見ていたらわかります。ひとりのお仕事も増えてきたし、それに伴って本人の顔つきも変わってきたし、自信につながってるんだろうなって。その勢いのある山下の姿を見てきたから、きっといいタイミングだったんだろうなって思いますね。 私たちが今、ここを任されたっていう意味を、いろいろ考えてます。どんなアイドルグループも、〝世代交代〟って時代は必ずあるし、アイドルにとっては避けて通れない道だと思うし、とても難しいことだと思うので。怖さもあるけど、強くいなくちゃって思います。 これから先、どんどん新しいメンバーが入ってくると思うんですけど、それこそ生駒(里奈)さんとか橋本(奈々未)さんとか(桜井)玲香さんとか。乃木坂46をつくってきてくださった先輩の背中を見ている私たちが背負って伝えていかなくちゃいけない。"乃木坂らしさ"ってよく言いますけど、それはもう、私たちの中にもあると思っていたい。その昔から変わらないものを守りつつ、新しいことにチャレンジしていきたいです。怖がらず、真っすぐに」