ジャパンウィンターリーグ開幕!復活期す内間拓馬が好投!
3年目を迎えたジャパンウィンターリーグ。熱戦が行われています。県勢選手も活躍していて、プロ野球への復活をめざす内間拓馬選手も参加しています。 寺崎未来アナウンサー「ジャパンウインターリーグの会場、コザしんきんスタジアムです。スタジアムの前、多くの子どもたちの姿があります。多くの人でにぎわっています。」 3回目を迎えたジャパンウィンターリーグ。会場前では、こども&ファミリーフェスティバルと題してイベントが行われ、ストラックアウト、ヘアアレンジのブースが設けられるなど大会を盛り上げていました。 去年の101人から参加選手が143人に増え、プロチームとの契約や、所属チームでの出場機会を得るための1カ月間が幕を開けています。また、今年は、DAZNによる全試合無料配信がスタート。DeNA、楽天、西武など日本だけでなく、台湾、中国といった海外からもプロ野球選手が参加しました。 内間拓馬投手「再スタートのきっかけになる一カ月なので」 そんな中、並々ならぬ思いでこのリーグに臨んだのが、内間拓馬。現役ドラフトで楽天から広島に移籍しプロ4年目のシーズンを送りましたが、10月に戦力外通告を受けました。復活を目指す右腕は、先月、開幕戦の先発マウンドに上がりました。中国のU23代表選手がメインの「Team Rising Star of China」の打線に立ち向かう内間。 球速150kmを超えるストレートとカーブやチェンジアップを武器に、1回、2回とランナーを出しながらもノーヒットに抑えます。しかし、先頭バッターにツーベースヒットを打たれ、ピンチを招きます。本調子ではなかったものの、粘りのピッチングでこのピンチを切り抜けた内間。4回からはカーブを修正し打たせて取るピッチングで5回2安打無失点。試合を作る活躍で、この試合のMVPに輝きました。 内間拓馬投手「初心に戻れる。野球を楽しめるという意味でも良い一カ月になると思う。一カ月通して僕たちを成長させてくれると約束すると言ってくれているので人間的にも野球人としても成長していけたら」 楽天に入団し、来シーズン2年目を迎えるワォーターズ璃海も2打席目と3打席目にヒットを放ち、日本ウェルネス時代に高校野球の大会でプレーしたコザで躍動する姿を見せました。ジャパンウィンターリーグは、今月19日まで、50を超える試合とプレーオフが行われる予定です。