「リードなら駅前のコンビニにある」 サックス初心者の母が見た光景 「すげぇ…」「めっちゃ便利」
オーボエやクラリネット、サックスの奏者にはおなじみの「リード」。マウスピースに装着する薄い板のようなもので、演奏するときに欠かせないものではありますが、消耗品でもあります。そのリードが楽器店ではなく、コンビニに売っていた?――。ちょっと変わったコンビニの風景を映した写真のツイートが驚きとともに拡散されています。 【画像】母が見た驚きの光景はこちら 「すげぇ…」「めっちゃ便利」
主の帰りを待つサックスに、母は
《娘がサックスのリードは駅前のコンビニで売ってると言うので、そんなの何コーナーに置いてあるん?と思ったが、昨日寄ってみたらびっくりした!》 こうツイートしたのは、群馬県に住むpina pinaさん。 ツイートには1万6千件以上の「いいね」がつき、「楽器店かと思った」や、「すげぇ…」、「めっちゃ便利」といったポジティブな反応であふれかえりました。 ツイートの文面から、楽器をやっている娘さんのリードを代わりに買いに行ったのかと思いきや、話を聞くと、実は買おうとしたのはpina pinaさん自身が使うリードでした。 pina pinaさんの娘さんは現在、高校3年生。中学生の頃からサックスを始め、高校でも続けていました。ただ、受験生となったいま、サックスは部屋の隅に。 主の帰りを待つサックスをふびんに思ったpinapinaさん。「休んでいる間、誰にも吹かれないのはもったいない」と思うのと同時に、かねてから大ファンという、軽音楽、吹奏楽、ダンスを採り入れたパフォーマンス集団「O-VILS」のサックス奏者にあこがれ、サックスを始めようと決意しました。
何度か利用したことがあったけど…
ただ、初心者のpina pinaさんは、演奏に欠かせないリードがどこに売っているのかもわかりませんでした。「楽器店もいろいろ調べましたが、『ここだ!』というところがなくて」と話します。 娘さんに相談すると「リードだったら駅前のコンビニにあるよ」と一言。 楽器用品は楽器店にしかないと思っていたpina pinaさんにとっては、にわかには信じがたい一言でしたが、実際に足を運ぶと「目立つところにあってびっくりしました」。 というのも、pina pinaさん、駅前にあるこのコンビニを何度か利用したことがあったそう。今回初めて気づき、「意識してみないと気づかないものですね」と苦笑します。
「貴重なコンビニ」
pina pinaさんが訪れたときは、お目当ての「2・1/2」の堅さ(厚さ)のものがなく、いったん店をあとにしたそう。 ただ今回ツイートしたことで多くの反響が集まり、このコンビニ店のオーナーがクラリネット奏者であることもわかりました。 このコンビニは、群馬県館林市にある、デイリーヤマザキ館林駅前店。取材を申し込みましたが、「申し訳ないのですが取材はお断りしています」とのことでした。 pina pinaさんは「貴重なコンビニ。ここまできたら、オーナーにお会いしたい」と話します。今後の展開も気になるところです。