トリンダーデの右ストレートに原口はKO負け（撮影・蔦野裕）

　対戦相手のトリンダーデについては「KO負けしたシーンを見ると、すごくリーチはあるし。分かっていた以上に伸びている印象があったので、ミゲール選手が一枚上手だったし、シンプルに強いなという感じ」、フィニッシュシーンについては「足が強くない印象だったのでインカーフを狙っていた。僕がそれを狙っているのを分かったうえでの渾身の右ストレートだと思う。ミゲール選手が強かった」などと語った。 　白鳥も敗れ、世界の壁を感じさせられる結果となったが「相性もあると思うが、今日はしっかり負けた。でも一発で負けたのでまだどっちが強いか分からないが、強いからこそ挑戦したいし、あきらめる気はない。まだまだ世界の強い奴に挑戦していきたい。負けたからといってびびっていくことはない。今回は負けたので、また強くなるだけ」と前を向いた。 　今後については「GLORYの下位ランカーともやりたいと思っていた。しっかり負けを認めて下からやっていきたい。（次戦は）RISEでもGLORYでもいい。相手も誰でもいい。来年はONEにも1回は出てみたいなという気持ちもある。負けたからこそいろいろな道に行ってみたいという気持ちもある。挑戦できるなら聞いたことのない団体でも大丈夫。取りあえず強くなるために場数を踏み合い」とONE参戦も視野に入れた。 　最後は「結果を受け止めてまた頑張っていく」と締めくくった。