【移籍情報】伊メディア報道、ユヴェントスが冨安健洋の獲得を迷う理由とは?「クラブ側は『それでは意味がない』と…」 | セリエA
【欧州・海外サッカー 最新ニュース&移籍情報】イタリアメディア『JuveFC』は9月25日、ユヴェントスがアーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋の獲得を模索していることを報じた一方で、移籍実現に向けた課題にも言及した。 ユヴェントスの獲得リストに名を連ねているとされる冨安だが、移籍が実現する可能性はどのくらいあるのだろうか。 『JuveFC』は9月25日、「ユヴェントスがアーセナルの25歳スター選手獲得に苦戦する理由」と題して、“ラ・ヴェッキア・シニョーラ”(イタリア語で「老貴婦人」の意味、ユヴェントスの愛称)が冨安を獲得するうえで障壁となり得る要素を分析した。 『JuveFC』は「ユヴェントスは、タケヒロ・トミヤスをアーセナルからセリエAに復帰させることに興味を持っているクラブの一つ」とし、「どうやら彼ら(ユヴェントス)は、トミがイングランドに旅立った時に契約できなかったことへの引っ掛かりがあるようだ」と、日本代表DFがボローニャからアーセナルに完全移籍した2021年夏にユヴェントスが本気で獲得を狙っていたことを示唆した。 同メディアは「トミは依然として注目されており、クラブの主要ターゲットの一人だ」と、いまだユヴェントスが冨安の獲得を諦めていないとしたうえで「アーセナルと合意に達するのは容易ではないかもしれない」と、獲得オペレーションの困難さを強調した。 ユヴェントスはローン契約で冨安を獲得したいと考えているものの、アーセナルは2000万ユーロ(約32億円)での完全売却を望んでいる模様。同メディアは「特に彼の健康記録を考えると、ユヴェントス側は『それでは意味がない』と考えている」と、怪我がちな冨安を完全移籍で獲得することへのリスクを懸念していることを明かした。 「トミは優れたDFだが、彼の怪我の問題はクラブにとって懸念材料となるはずだ」と、ユヴェントスの迷いを指摘した同メディア。果たして、2020-2021シーズンぶりとなる冨安のイタリア復帰は実現するのだろうか。