マレスカ監督が今冬のエンクンク売却を否定「去らせるつもりはまったくない」リーグ戦は1試合のスタメン出場に留まる
チェルシーを率いるエンツォ・マレスカ監督が、フランス代表FWクリストフェル・エンクンクの今冬の売却を否定し、同選手の残留を願った。イギリス『Sky Sports』電子版が伝えている。 【動画|レスター vs チェルシー】プレミアリーグ 試合ハイライト エンクンクは今シーズン、ここまでプレミアリーグで11試合に出場しているが、スタメン出場は1試合のみと、ベンチに甘んじており、カップ戦での出場が中心となっている。 最近では1月の移籍市場でマンチェスター・ユナイテッドへの移籍もささやかれる中、マレスカ監督はその噂を否定。記者から「エンクンクは1月に売却されないのか」と問われると、マレスカ監督は「もちろんだ」と返答した。また現在の状況についてエンクンクと話し合いの場を設けたようで、このように語った。 「数日前にクリスト(エンクンクの愛称)と話したが、彼は『不満だ』とは言わなかった。もちろん彼は出場機会を望んでいるが、他の多くの選手も同様で、特に12月にはたくさんの試合を控えている」 マレスカ監督はここまで、ニコラス・ジャクソンを前線に、2列目に右からノニ・マドゥエケ、コール・パーマー、ペドロ・ネトをファーストオプションとして考えている。エンクンクやジョアン・フェリックスなどがベンチに回っているが、今冬に売却する選手はいないと主張している。 「クリストの問題は問題ではないし、ジョアン(フェリックス)について何度も言及してきたことと同じ問題だ。コール(パーマー)と一緒に、ジョアン、クリスト、ノニ(マドゥエケ、ジェイドン(サンチョ)を同時起用したら、誰が守備をするのだろうか。彼らのスキルと強さは守備ではなく、攻撃にあるんだ」 「我々は彼らを愛しているが、バランスも必要だ。前回の(レスター戦)試合では、コールとジョアンを一緒に起用した。近いうちにクリストとコール、クリストとジョアンを起用することも確実にできるだろう。なぜなら試合がたくさんあるからだ」 「私はクリストが一緒にいてくれることを心から望んでいるし、1月に彼をチームから去らせるつもりはまったくない」
SPOTV NEWS