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オンライン授業で“板書”を再現するスマートペンセット「SMART CLASS KIT」 元講師が試してみた

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ITmedia NEWS

 ITを活用した学校教育を文部科学省が推進しています。渋谷区が区立小中学校の全児童生徒向けに「Surface Go 2」を1万2500台導入したというニュースも記憶に新しいのですが、これらは単にタブレットやPCといったデバイスを授業に導入するというだけではありません。澤田伸副区長が「どんな状況でも充実した教育を子供たちが受けられる環境の構築を目指す」と言ったように、非対面によるオンライン授業が行える環境を構築するという意味でもあります。 選択すると録画のスタンバイ状態になる。ネオスマートペンでペーパーコントローラーの録画ボタンをタップすれば録画が始まる  とはいえ教員が子供たちに勉強を教えることに長けていたとしても、ITの知見があるとは限りません。コロナ禍で対応が急がれる中、「どのように準備をすればいいのか」と試行錯誤している人も多いはずです。  スマートペンを手掛けるNeoLAB(東京都千代田区)が5月に発表した「SMART CLASS KIT」(以下、スマートクラスキット)は、そんな悩みを解消できるかもしれないツールの一つです。どのような使い方ができるのか、10年ほど専門学校で講師経験のある筆者が実際に試してみました。

黒板の代わりに紙、チョークの代わりにペン

 学校の授業といえば、教員が黒板にチョークで板書しながら説明する姿を思い浮かべる人が多いはず。スマートクラスキットは、このスタイルを動画コンテンツで簡単に再現するツールです。スマートフォンの専用アプリで自身の姿を撮影しながら、黒板の代わりにSMART CLASS KITノート(紙の専用ノート)やPlatePaper(ペンタブレットのように繰り返し使える板)にNeo smartpen dimo(専用ペン)で書き込むだけで、板書内容と教員の姿を収めたオンライン授業向けの動画を作れます。難しい動画編集作業などは不要です。  まず、動画を撮影するスマートフォンまたはタブレットに専用アプリ「PaperTube」(iOS/Android)をインストールします。  アプリを起動して表示されるホーム画面では、教室に入ってから書きはじめる板書のイメージであれば「Nノートシリーズを使う」を、あらかじめ用意した模造紙やプロジェクターを使うイメージであれば「自分のリソースを印刷して使う」をタップします。  前者の場合は、すぐに録画スタンバイ状態になりますが、後者を選ぶと、どのリソース(PDF)を使うか、PlatePaperを使うか、それとも印刷したリソースを使うかを選択する画面が表示され、設定が終わると録画スタンバイ状態になります。  このキットを使って簡単に授業動画を作れるのか、ビジネス専門学校で10年近くMicrosoft ExcelやAccessを教えていた筆者が、授業動画の作成に挑戦してみました。なお、対面の授業において編集や、やり直しができないように、作例動画にも一切編集は加えていません。言い間違えや書き間違いなどまどろっこしい部分がありますが、ご了承ください。

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