9回2死二、三塁、西武・源田の二飛を好捕する牧原大（撮影・栗木一考）

　◆ソフトバンク2―4西武（26日、みずほペイペイドーム） 　ソフトバンクの牧原大成内野手（31）が、再三の好守でチームをもり立てた。 ■名手コーチが認めた？前日好守の新外国人とグローブ交換【写真】 　この試合では捕殺、刺殺含め11度の守備機会があった中、1点リードの8回は2死一、二塁のピンチでは難しい前の打球を処理してランニングスローでアウトに。9回は3点を奪われた後、2死二、三塁で中前に落ちるかと思われた小フライをジャンピングキャッチでしのぎ、追加点を与えなかった。「ランナーがいて守っている側としても嫌な場面で、それをアウトにできたのはよかった」と振り返った。 　昨年まではユーティリティープレイヤーとして、内外野を守っていた牧原だが、今年は二塁一本で勝負。開幕前にはゴールデングラブ賞のタイトル獲得にも意気込んでいた。ただ、7月30日からの楽天3連戦では3試合連続で失策を記録するなど悔しい思いもした。それからは全体練習終了後に〝おかわりノック〟を受けるなど、ひたむきに守備に取り組んできた。 　試合後、小久保監督は「今日は牧原の守備であれだけの点で収まったと思いますね」と褒めた。最多勝のタイトルを狙う有原は14勝目を逃したが、「勝たせたいな気持ちもあったんですけど。ただ、まだ可能性はゼロではないと思うので機会があればしっかりバックアップしたい」と牧原大。次の登板機会でも、堅守を見せてチームを勝利へ導く。（大橋昂平） 【#OTTOホークス情報】 【おすすめ記事　優勝特集】 女性関係の不祥事で大批判…山川穂高を支えた妻の一言、小久保監督の長男&長女が父に贈る言葉、秋山幸二さんが語る小久保采配など西スポWEB OTTO!が総力取材したとっておき優勝記事がたっぷりです。 ▼下記の関連記事から▼