【全日本総合バドミントン2024】奈良岡功大が準決勝敗退。「コンディションが悪い中で、ここまで来られたのはよかった」
第78回全日本総合バドミントン選手権5日目の29日、男子シングルス準決勝で田中湧士(NTT東日本)に1-2で敗れた奈良岡功大(NTT東日本)のコメントを紹介する。 【トーナメント表】全日本総合バドミントン2024男子シングルス ――全体的にコントロールが難しかった 昨日よりだいぶ(シャトルが)飛ぶという印象でしたね。あとは、相手はスマッシュが速いので、返球が甘くなったりして、それにやられてしまったと思います。 ――なかなか修正できなかった ファイナルゲームの最初でも、自分のミスが多くなってしまいました。(ネット前の)球が浮いてしまい、そこで相手に(前に)来られてしまったり、 自分がミスをして点数を取られたのが多かったと思います。 ――初優勝をねらっていた中でのベスト4 優勝ができればいいなという感じではありました。ただ、故障もあったし、コンディションが悪い中でどこまでできるかとは思っていたので、そういう意味では、ここまで来られたのはすごくよかったと思います。次の大会(マレーシアオープン)につながる試合ができたかなと思います。 ――今年一年を振り返って そうですね。メンタル的にやられた時期がありましたし、自分のプレーがうまくできない時もありました。それに、(ワールドツアー)ファイナルもあったりしたので、試合数も多くて大変な1年だったと思います。その中で、今取り組んでいることが少しずつできるようになった面もあります。 今回はケガがある中でもここまで進めたので、あとは、ケガがある中で世界でもどう勝てるか。早く治したいけど、簡単には治りそうではないので、そこは付き合いながらやっていきたいです。 ――メンタル的にうまくいかなかった時期というのは? オリンピック前とかですかね。ファイナルの時も、ケガでなかなか自分の思うようなプレーができなかったので、そこでメンタル的にやられた時期がありました。 ――来季に向けての意気込み そこまであんまり考えていなかったですが(苦笑)、ツアー大会のSuper1000とか750で常に上位にいたいと思います。2023年の時は結構(ランキングでも)上にいたと思うので、そのころに戻れるように頑張りたいです。
取材・構成/バドミントン・マガジン編集部