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機内は下水並みに不潔!? ナオミ・キャンベルの究極の除菌の「儀式」

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The Guardian

【記者:Emine Saner】  まず、薄いゴム手袋をはめて、お次に除菌用ウエットティッシュを取り出す──ここからがスーパーモデル、ナオミ・キャンベルによる機内でのルーチンワークの始まりだ。キャンベルは先日、動画投稿サイトのユーチューブに映像を投稿。飛行機に乗る際に自分の身の周りを徹底的に消毒しまくる儀式のような習慣を紹介している(https://youtu.be/b-U_jT9qWvs)。 「飛行機に乗るたびにこうしてる。人からどう思われようが気にしない」。ヘッドレストの後ろを拭きながらキャンベルが続ける。そうして、「手で触るものは全部」とアームレスト、折りたたみトレー、テレビのリモコン、窓を拭き上げ、最後に、機内に持ち込んだシートカバーを座席にかぶせてその上に座り、顔にマスクを着けた。  機内でさまざまな菌から自分の身を守るには、キャンベルのように究極の対策を取るべきなのだろうか。 「少しやり過ぎ」と、英ロンドン・ワクチンクリニックのケイティ・ピーターズ代表は言う。「こうすることで、気持ちが落ち着くのでしょうね」  ピーターズ氏によれば、機内の座席が「結構汚い」ことは事実だという。除菌用ウエットティッシュを機内に持ち込む必要はないが、きちんと手洗いをするのは非常に重要だと話す。  キャンベルはトイレを使用する際にはどうしているかは明かしていない(あの調子なら防護服を着ているかも)。しかし、細菌学者のチャールズ・ゲルバ博士も指摘しているように、機内で最も汚い場所はトイレ。次に折りたたみトレー、頭上の収納棚だという。  だが、機内でどのような病気に感染するかは、結局のところ(感染源と)自分の座席の位置で決まる。米ジョージア工科大学の生物数学者、ハワード・ワイス博士は機内での行動をモデリングし、空気感染によって病気になるリスクを試算した。ワイス博士によれば、「インフルエンザのような感染症なら、その病気にかかっている乗客の席から1メートルほど離れていれば、直接的に感染する恐れは非常に低い」という。  ワイス博士らは、機内から菌を採取して調査も行った。その結果、「機内から見つかった菌は、一般家庭や職場で見つかるタイプのものに非常に近い」ことが分かったという。ワイス博士は、こう述べている。「免疫力が低下している場合は別だが、(いろいろな物を触る)手をしょっちゅう顔に近づけないようにすれば、おそらく菌に感染することはない。機内は下水並みに不潔だと考えている人もいるが、私たちの調査結果では実際は違う」【翻訳編集:AFPBB News】 「ガーディアン」とは: 1821年創刊。デーリー・テレグラフ、タイムズなどと並ぶ英国を代表する高級朝刊紙。2014年ピュリツァー賞の公益部門金賞を受賞。

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