大手初…NTTドコモ値下げ検討 他社は?
Nippon News Network(NNN)
NTTドコモが、大手では初となるドコモブランド本体での携帯料金の値下げを検討していることがわかりました。また、月額3000円前後の格安の別ブランドの導入も検討しているということです。 ◇ Q.携帯電話の料金、月にいくら払っていますか? 主婦(50代)「家族3人で1か月1万5000~6000円。毎月コンスタントに引かれているというのは、痛いですね」 公務員(40代)「通信料下げてほしいなと思います」 負担が大きいと話す人も多い、携帯電話の料金。そんな中、通信大手のNTTドコモが、携帯電話料金の値下げを検討しているというのです。しかも、大手では初めてとなる「メインブランド」の値下げだといいます。 ※今年10月の所信表明演説 菅首相「携帯電話料金の値下げなど、これまでにお約束した改革については、できるものからすぐに着手し、結果をだして成果を実感いただきたい」 菅首相肝いり政策の一つ、携帯電話の料金値下げ。KDDIは運営する「UQモバイル」で、また、ソフトバンクは運営する「ワイモバイル」での格安プランの導入をすでに発表しています。ドコモも、データ利用量20ギガで月額3000円前後の新ブランドの導入を検討していることがわかりました。しかし、値下げはどれも「サブブランド」の話。 これについて先月20日、武田総務大臣は「多くの利用者が契約しているメインブランドについては、全くこれまで新しいプランというのは発表されていないんです。これが問題なんです」と発言。 先月27日にも―― 武田総務相「高いプランから低廉なプランに移るときには、これだけの複雑な手続きと、1万5500円という手数料を取るんです」「ユーザーの方々が、料金が下がったという実感がわかない。何の意味もないんですね」 同じ事業者の高いメインブランドからサブブランドに移る際には、多くの手続きと手数料が発生。サブブランドを値下げしても乗り換えにハードルがあると苦言を呈しました。 こうした中、今回、NTTドコモはメインブランドでの値下げを検討しています。ただ、具体的な中身は現在検討中だということです。 メインブランドの値下げについて「ドコモ」利用者は。 主婦(50代)「うれしい」 主婦(50代)「思いっきり期待しています」 各社が火花を散らす携帯電話の料金プラン。ドコモのメインブランド値下げの動きに、他社はどんな対抗策を打ち出してくるのでしょうか。