子会社ダイハツの不正でトヨタ株主が豊田章男会長らの責任を問い提訴「880億円以上の損害出た」と55億円の損害賠償請求
ダイハツ工業の車の認証試験を巡る問題で、親会社のトヨタ自動車を株主が提訴していたことがわかりました。 【動画で見る】子会社ダイハツの不正でトヨタ株主が豊田章男会長らの責任を問い提訴「880億円以上の損害出た」と55億円の損害賠償請求 訴状によりますと、トヨタ自動車の株主2人は、2023年4月以降に発覚した子会社のダイハツの品質不正問題でトヨタに880億円以上の損害が出たとし、豊田章男会長と当時の役員4人に55億円の損害賠償を求めています。 訴えは10月2日付で、豊田会長はダイハツの役員を適切に選任せず、ほかの役員も監視を怠り不正を見逃したと指摘しています。 トヨタは「訴えが提起されたことは遺憾です。訴状の内容を確認し、当社の取組みが裁判に正しく反映されるよう対応してまいります」とコメントしています。