【朝日杯FS】“隠れ”中距離馬アルレッキーノが逃走 国枝師「気分良く運べれば」
3頭しかいなかった距離短縮組(ダート除く)が上位を独占した前週の阪神JFに倣えば、今の京都は距離以上のスタミナが必要。とはいえ、バレバレの手法で大した配当は見込めず、“隠れ”中距離馬を見つけたい。 そこでアルレッキーノに注目だ。芝8ハロンの未勝利戦を7馬身差圧勝したことからマイラーと思われがちだが、母がオークス2着のチェッキーノで、半姉もオークス&秋華賞の2冠牝馬チェルヴィニア。血統は中距離向きだ。 実際にデビュー戦の東京芝9ハロンでは、のちに東スポ杯2歳Sも連勝するクロワデュノールに背後から徹底マークされながらも2着。内容はサウジアラビアRC(5着)よりも良かった。 「ポテンシャルは通用する。体はできたので、気持ちの面がどうか。気分良く運べれば」と国枝調教師。好走の形である逃げに持ち込めれば、押し切って不思議はない。 究極の3連単は、1・2着にアルレッキーノと距離短縮組ミュージアムマイルを折り返して流す12点で勝負する。(夕刊フジ)