ドラッグストアで化粧品など1800点万引き容疑、ベトナム国籍の男「高いもの中心に盗んだ」…追送検
ドラッグストアから繰り返し化粧品などを盗むなどしたとして、栃木県警宇都宮南署は27日、ベトナム国籍で群馬県太田市、無職の男(22)(窃盗罪で起訴)を窃盗容疑で宇都宮区検に追送検した。確認された被害は計66件で総額約641万円にのぼるという。
発表によると、男は2022年12月25日~今年2月8日の間、栃木、茨城、福島、群馬の計4県のドラッグストアで商品棚から化粧品や医薬品など計1800点(総額641万991円相当)を盗んだ疑い。
男は今年7月にも、宇都宮市内のドラッグストアで医薬品など53点(総額約17万円相当)を盗んだとして逮捕されていた。
県警によると、男は「面識のない別の男が運転する車で移動した」「高いものを中心に盗んだ」などと供述しているという。別の男とはSNSを通じて知り合い、報酬を受け取っていたとみられる。県警は被害品の流れや窃盗の目的を調べており、他に関与した人物がいるとみて捜査している。