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イザベル・ユペールがプールサイドに佇む 『ポルトガル、夏の終わり』本編冒頭映像公開

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リアルサウンド

 公開延期となっていた映画『ポルトガル、夏の終わり』の新たな公開日が8月14日に決定し、あわせて本編冒頭映像が公開された。  本作は、『エル ELLE』で第89回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたイザベル・ユペールの主演作。アイラ・サックス監督の『人生は小説よりも奇なり』に惚れ込んだユペールは、自ら監督にラブコールを送り、それを受けた監督がユペールのために本作を書き下ろした。  ヨーロッパを代表する女優フランキーは、夏の終わりのバケーションと称し、ポルトガルの世界遺産の町シントラに一族と親友を呼び寄せる。自らの死期を悟った彼女は、亡きあとも愛する者たちが問題なく暮らしていけるよう、すべての段取りを整えようとしたのだ。しかし、それぞれに問題を抱えた家族たちの選択は、次第にフランキーの思い描いていた筋書きから大きく外れていく。  公開された本編映像は、作品冒頭を切り取ったもの。早朝、フランキーや家族が滞在している壮麗なゲストハウスのプールにフランキーが現れるシーンから始まり、フランキーがプールに飛び込む様子や、フランキーと義理の孫・マヤの会話のシーンが描かれている。  サックス監督は、エリック・ロメールの作品を緻密に研究し、極力カットをせずに俳優たちの演技に任せて撮るという、ある意味かなり演劇的なスタイルを取り入れた。観客が俳優自身と役柄の両方を観られるよう意図しているといい、「それがこの映画に自然でありながら遊び心のある興味深いトーンを創り出したと思っています。贅沢な俳優陣がそれぞれ相手と反応しながら演技するのを観客は観察することができるんです」と語った。  ユペールは、「アイラは私に“ポイントゼロの演技”、つまりその場の状況だけを行動で演じることを求めた。私が演出をし過ぎると、彼はよく注意してきたわ。彼は可能な限りのシンプルさを求めていて、余分なものはすべて排除した。だから、私はただそこにいるだけ」と撮影を振り返った。

リアルサウンド編集部

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